この日誌では、自社サイトを作り直した話を書いてきました。一行も書かずにカタログまで作った話IDと台帳の話導入事例をMarkdownに移した話LPを7本作った話。どれも「何が起きたか」の記録です。

「結局、どう作ればいいの」に答える1本がなかった

記事は、実験をした順に並んでいます。考え方のまとまりは、どこにもありません。読んだ方から見れば、「面白いけど、で、自分の会社でやるなら?」だと思います。

そこで、分けることにしました。何が起きたかの記録はこの日誌。こう設計するとこうなる、という再現できる形に整理した分は、ホワイトペーパー。

11章にまとめました

題は『AI時代のコンテンツ設計——書くことから、事実を持つことへ』です。

起点は手段の名前ではなく、この一文に置きました。Webサイトは、情報を分かりやすく伝えるためにあります。

前半は、この日誌に書いてきた作り直しの記録を、課題→設計→検証→結果の形に置き直したものです。先に「事実」を作る。AIの仕事は「書く」から「変換する」へ。「出す」工程の分離。事実を固定すると、表現は自由になる。公開事実を全量集約した6万字ページの生成と検証。

後半で、それを一般化しています。事実・編集・表現の三層モデルと、CMSの中心は「制作」から「管理」へ移る、という話です。図は3枚、線と文字だけで描きました。

本書自体を、本書の方法で作りました

本文は、Markdownの原本が1本あるだけです。

Web版は、導入事例と同じテンプレートの変換で表示しています。PDF版も、同じ原本から機械で組みました。表紙と目次とページ番号が付いて、16ページ。組むときに本文へ手を入れた行はありません。本文中の数字は、公開している事実と照合してあります。

原本を直せば、Web版もPDF版も作り直せます。本書の中で「原本を持っていれば、対応は変換になる」と書きました。その一例が、本書自身です。

読み方

全部で11章ありますが、この日誌を読んできた方なら、第9章「三層モデル」から読むのが早いと思います。初めての方は、第1章からどうぞ。

実験はこれからも続けます。記録はこの日誌に書きます。設計の側が変わったら、ホワイトペーパーの原本を直します。