CMSにデジタルマーケティング機能を統合。ライトワイヤード

ユーザー行動履歴分析

ユーザー行動履歴分析 —<br /> 顧客理解を深め施策を最適化

ユーザー行動履歴分析 —
顧客理解を深め施策を最適化

CMSと一体のユーザー行動履歴分析です。ページ閲覧や検索、フォーム送信、メール反応までを横断して可視化し、カスタマージャーニーとセグメントを把握。成果につながる打ち手につなげます。

CMSと一体のユーザー行動履歴分析です。ページ閲覧や検索、フォーム送信、メール反応までを横断して可視化し、カスタマージャーニーとセグメントを把握。成果につながる打ち手につなげます。

CMS、メール配信、デジタルマーケティングをシームレスに連携できるwriteWiredは、サイトユーザーの行動履歴をリアルタイムで分析できる機能を標準搭載しています。サイトのアクセスログ、フォームの送信履歴、メールの開封状況、URLクリックなど、すべてのデータを統合して分析し、顧客ひとりひとりのカスタマージャーニーの把握、きめ細かな条件を指定できる顧客セグメンテーション、データに基づくターゲティングの改善などが可能になります。

1. 機能

サイト上の行動ログ、流入元、検索行動、メール反応などを統合的に把握し、ユーザー理解と施策改善に必要なデータを CMS 上で一元管理できます。

カスタマージャーニーの把握

問い合わせまでに見たコンテンツや導線を一覧化。閲覧順や滞在時間から関心領域を推定し、改善点を見つけます。

顧客理解の促進

タブ切替の操作で集計と個別を往復しながら深掘り。アクセス、フォーム、メール反応を横断分析できます。

顧客セグメンテーション

サイト行動や属性を条件にセグメントを作成。特定のペルソナ像を抽出し施策の精度を高めます。

マーケティングオートメーション

行動分析から得たセグメントやシナリオをMAに連携。スコアリングや配信の自動化に活用できます。

2. 解決できること

ユーザーの動きを可視化し、課題の特定から施策改善までを継続的に行えます。行動データに基づくセグメント配信やコンテンツ改善により、成果の最大化が可能です。

  • 顧客理解の深化:行動履歴から興味関心と意図を把握し、訴求点を明確にできます。
  • 導線最適化:離脱ポイントと貢献ページを特定し、導線とコンテンツを改善します。
  • 施策精度の向上:条件で抽出したセグメントをMAに連携し、反応率を高めます。
  • 部門連携の強化:営業・CSと共通指標で情報共有し、次アクションを統一できます。

3. 運用効果(KPI)

行動パターンの解像度向上、離脱率改善、回遊率向上、コンバージョン増加など、サイト運用とマーケ施策における重要指標の改善につながります。

可視化◎流入から成果を俯瞰
発見↑離脱箇所を特定
理解↑対象者像を明確化
精度↑次アクション促進
工数▲一元管理で省力化
改善◎効果比較で最適化

4. 機能詳細

行動ログの時系列分析、流入元比較、セグメント条件抽出、メール反応との紐づけなど、具体的な改善アクションに直結する多彩な分析に役立てることができます。

多角的なアクセスログ解析

日別、コンテンツ別、ディレクトリ別、ホスト、リファラー、セッション、キャンペーンなど、さまざまな切り口でアクセス数を確認でき、それらを検索条件として絞り込んだアクセスログを表示することが可能です。

過去のアクセスログの閲覧

最初に来訪した記録から最近のアクセスまで、特定のサイトユーザーのアクセスログを時系列に沿って表示・閲覧することができ、ユーザーの興味・関心の変化やカスタマージャーニーの履歴を指定したスパンで把握できます。

コンバージョン経路の把握

特定のコンバージョンからユーザーの行動履歴を逆算し、コンバージョンに至るまでに各マーケティングチャネルがユーザーにどのような影響を与えたのかを比較・分析することで、マーケティング施策の改善などを行えます。

広告効果の計測

キャンペーン別の流入と行動を突合し、投資対効果の把握を支援します。

組織名の自動取得

アクセスログのIPアドレス情報を利用して、whoisからサイトビジターの企業名・団体名などを自動で取得できます。企業名がわかることで新たな営業・商談が可能になり、想定外の業種からのアクセスは新たなニーズへの気づきにつながります。※whoisはドメイン名やIPアドレスの登録者情報を調べる仕組みです。

個人名の表示

writeWiredを使って配信したHTMLメールに掲載されたURLがクリックされると、そのサイトアクセスの記録と顧客名が紐付けられ、アクセスログにも顧客名が表示されます。顧客のカスタマージャーニーや興味・関心を明確化するのに役立つ機能です。

外部サイトのアクセスログ

企業が複数のWebサイトを運用している場合でも、指定のスクリプトをサイト内に設置しておくことにより、外部サイトへのアクセスをwriteWiredのアクセスログに取り込んで分析することが可能になります。

広告効果の計測

例えば、Web広告に掲載された貴社サイトへのURLに特別なパラメータを含めておくことにより、その広告からの流入数などを計測することができ、Web広告の効果測定を容易に行えるようになります。

エラーメッセージの把握

サイトビジターが問い合わせフォームなどに入力した際、発生したエラーに対して表示されたメッセージをログとして照会することができます。重要なコンバージョンポイントであるフォームの改善や最適化に役立ちます。

5. 他ツールとの比較|行動データの集計・活用パターン

CMS や Web 解析ツールだけでもページ別のアクセス数は把握できますが、「どの会員が・どのページを・どの順番で見ているか」「メールやフォームの反応までまとめて追えるか」という点では、構成パターンごとに得意な領域が異なります。ここでは代表的な 4 つの構成を並べて、自社の目的に合う行動データの集計・活用スタイルを整理します。

比較観点 アクセス解析ツール
(GA 等)
MAツール CRM/会員DBのみ writeWired
(CMS行動ログ)
1. ページ単位の PV・UU 把握 ×
2. 会員/ユーザー単位の行動履歴 △(User-ID 設定が前提) ○(スコアは得意/詳細ログは限定) △(イベント登録が必要) ◎(会員 ID と自動で紐づく)
3. メール・フォーム・Web の横断ログ × ○(メール中心) △(個別設計で対応) ◎(CMS 上で一元的に記録)
4. セグメント抽出のしやすさ △(条件指定は可能) ◎(スコア/条件抽出が得意) ○(項目設計次第) ○(タグ・属性・行動条件で抽出)
5. 個別ユーザーの行動トレース △(レポート作り込みが必要) △(画面次第で閲覧可) △(ログ設計次第) ◎(タイムライン表示が標準)
6. 施策レポート作成の手間 ○(CMS 内レポートで集約)
7. データの鮮度(ほぼリアルタイムか) ◎(公開と同時にログ反映)
8. 外部 BI/MA との連携のしやすさ ○(エクスポート前提) △(ツール依存) ○(エクスポート・API 連携)
9. 現場担当だけで使いこなせるか △(レポート設計が難しい) △(運用設計が必要) ○(CMS 画面からそのまま確認)

※ ◎=この構成の中核となる得意領域 ○=得意 △=条件付きで対応/工夫が必要 ×=基本的には想定外

行動データがそのまま改善施策につながる。 見える化 → 分析 → 施策反映 をすべて CMS 内で完結し、次の成果へつなげます。

機能

会員サイトCMSの中核機能

ユーザー行動履歴分析は、会員サイトをCMSで運用するうえで会員の利用状況を把握し、施策改善につなげる中核機能です。

読み物シリーズ

ユーザー行動分析と効果測定

アクセスログやコンバージョン、エンゲージメント指標の見方と活用を解説する連載です。

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