製品も、拠点も、取引先も増える。運用は増やさない

製造業向けCMS

製品が増える。売る先が増える。拠点が増える。製造業のWebサイトは、事業が伸びるほど、管理する情報が増えていきます。writeWiredは、製品・取引先・拠点の情報をデータとして一か所で持ち、増えた分だけ運用が重くなる構造を断ちます。
では、その情報の流れをどう設計すればいいのか。

1. 一つの製品情報が、いくつもの場所を通る

製造業のWebサイトが重くなるのは、製品情報が一つのサイトの中で完結しないからです。製品が増えれば製品ページが増える。その情報は自社サイトだけでなく、代理店や販売店のサイトにも載る。取引先には契約に応じて価格表や仕様書を見せ分け、拠点や工場のページは現地の担当者が更新する。そして、受けた問い合わせや申込は基幹システムへ渡る。一つの製品情報が、これだけの場所を通ります。

場所ごとに情報を持つと、直すたびにそのすべてを追いかけることになります。writeWiredの考え方は逆です。情報はデータとして一か所で持ち、出す先を増やします。製品情報はデータとして一か所で持って各サイトへ配り、取引先は会員として持って見せる範囲を切り替え、拠点には権限で担当範囲を渡し、基幹とはCSVなどでデータを受け渡す。増えるのは出し先だけで、直す場所は増えません。

この流れは、それぞれ独立した用途として設計できます。下の6つは、製造業のWeb運用で組み合わせられる設計です。いま自社で起きている課題から入ってください。

2. こんな会社に向いています

製品点数が多く、代理店網や複数の拠点を持つメーカーほど、writeWiredは向いています。製品・取引先・拠点の情報を一つの基盤でデータとして持ち、サイトへの掲載、各社への配布、取引先ごとの見せ分け、基幹との受け渡しまでを、同じデータから行います。

3. 製品情報、拠点の更新、取引先データ、基幹連携を組み合わせる

1コンテンツ・組込コンテンツ・HTMLメールのテンプレートで、情報を使い分ける

同じ情報の置き場所を増やすたびに、更新する場所まで増やさない。

製品情報を一覧と詳細に載せる。共通の案内を複数の商品ページに入れる。公開した記事をメールでも紹介する。これらを別々に作ると、同じ情報を転記し、変更のたびに掲載先を確認する仕事が増えていきます。

writeWiredでは、用途に合わせてテンプレートを設計します。

テンプレート受け持つ仕事得られるメリット
コンテンツ項目として登録した情報から、ページや一覧を構成する同じ管理元の情報を、表示先に合わせた形で使える
組込コンテンツ複数ページで使う共通の案内や部品を管理する共通部分を一か所直せば、参照しているページに反映できる
HTMLメールメール本文をCMSで制作し、配信に使うWebと同じ編集環境で制作でき、メールの文面にもCMSの履歴・承認を使える

組込コンテンツは、どのコンテンツから使われているかも一覧で確認できます。記事のタイトルや画像を使ったメール、最新記事の一覧、メールのバックナンバー公開も、テンプレートで構成できます。

作ったページを増やすだけでなく、登録した情報の使い道を増やせます。

関連する機能 フォーム入力(定型編集)組み込みコンテンツメールコンテンツ送信メールの登録

2組織で使える範囲を決め、担当者に必要な権限を設定する

担当者が増えても、全員に同じ操作を任せる必要はない。

コンテンツを更新する人、問い合わせに対応する人、会員へメールを送る人。サイトに関わる仕事が増えると、必要な機能や扱う情報も担当者によって変わります。

writeWiredでは、組織で利用できるサイトと機能の範囲を決め、その範囲内でユーザーごとの権限を設定します。サイト・ディレクトリ・コンテンツ・テンプレート・問い合わせ・顧客など、対象ごとに権限を組み合わせ、担当する仕事に合う範囲を作れます。

設定するもの運用で決めること
組織の権限組織として利用できるサイトと機能の範囲
ユーザーの権限担当者が閲覧・操作できる対象と範囲
部署による閲覧範囲所属部署や指定部署など、情報を見られる範囲
サイト権限のひな形複数のユーザーに共通して割り当てる権限

サイト権限はひな形として複数のユーザーに割り当てられます。変更するときは、ひな形側を一度直せば、使っている全ユーザーに反映されます。

担当者に必要な操作を任せながら、共通する権限はまとめて管理できます。

関連する機能 組織の権限設定ユーザー登録サイト管理権限コンテンツ管理権限ディレクトリ管理権限サイト権限の登録部署設定

3Web会員・企業・担当営業を、関係のあるデータとして管理する

人・企業・担当者の関係を、名簿の中に持たせる。

会員の名前やメールアドレスだけでは、対応に必要な情報が揃わない場合があります。どの企業に所属しているか、その企業を誰が担当しているか。関連する情報を別々の名簿で探していては、相手を把握するまでに手間がかかります。

writeWiredでは、用途に合わせて複数の会員フォームを作り、それぞれの入力項目を設計できます。Web会員の情報に加え、企業情報や担当営業なども、それぞれの名簿として管理できます。

別のフォームを参照する項目を設ける「フォーム間参照」を使えば、例えばWeb会員と所属企業、企業と担当営業を関連付ける構成にできます。参照先の情報は詳細画面で確認でき、一覧の表示項目にも使えます。人の情報と企業の情報をそれぞれ管理しながら、対応に必要な情報を同じ画面で確認できます。

ログインするWeb会員だけでなく、顧客やメール配信先の名簿として利用することもできます。

自社で管理している相手と、その関係に合わせて、会員データの持ち方を設計できます。

関連する機能 会員フォームの一覧会員の詳細と登録情報の編集リストの設定

4CSV・APIなど、相手に合う方法で受け渡す

連携する相手と仕事に合わせて、データの渡し方を選ぶ。

定期的にまとめて取り込めればよい情報もあれば、受付に合わせて送る必要がある情報もあります。接続先が受け取れる形式や、必要な更新頻度によって、適した連携方法は変わります。

writeWiredでは、CSVによる登録・更新・出力や定期エクスポートを使えます。外部APIの呼び出しや、独自の形式への変換などが必要な場合は、接続先に合わせた処理を開発します。

方法使い方
CSVの取り込み・出力ファイルでデータを受け渡し、まとめて登録・更新する
定期エクスポート指定した対象を日次バッチでファイルに出力し、実行履歴から取得する
APIを使った連携処理の開発接続先が公開している仕様に合わせてデータを送受信する
バックグラウンド処理の開発定期的な取得・加工・転送など、業務に必要な処理を組み立てる

CSVの取り込みは、本番に反映する前にテストで結果を確認できます。実行後は成功・失敗の件数とエラー内容を確認し、失敗した行を修正して再取り込みできます。個別に開発する連携でも、データの識別方法と、失敗時の確認・再処理の方法を決めて設計します。

受け渡す情報と運用に合わせて、連携方法を組み合わせられます。

関連する機能 コンテンツのCSV取込問い合わせ・会員データのCSV入出力データエクスポート設定の登録カスタムSQLの出力設定データエクスポートの実行履歴バッチ一覧

4. 製造業のWeb運用を支える、6つの設計

製品情報を管理する

型番や仕様まで項目で登録し、一覧も特集も検索も同じデータから作ります。製品が増えても、ページを作る作業はありません。

製品が増えても、ページを作らない

代理店・販売店のサイトへ配る

製品情報は本部が一元で持ち、組み込みやAPIで各社のサイトへ配ります。本部が直せば、配った先も変わります。

本部の情報を、各社のサイトへ

取引先ごとに見せ分ける

取引先を会員として持ち、契約や取引の状態で見せる範囲を変えます。価格表や資料は、ログインの内側に置けます。

相手によって、見せる情報を変える

基幹システムとつなぐ

Webで受けたデータは、日次の自動連携やCSVで社内の仕組みへ渡します。二重入力をなくせます。

Webで受けて、基幹へ流す

拠点・工場のページを分担する

拠点の情報は拠点の担当者が直せる権限設計にし、共通の情報は本部が一括で持ちます。

拠点の更新を、拠点に返す

5. 関連する機能

共通部品でまとめて直す

組み込みコンテンツ

複数のページから参照される共通コンテンツを登録し、修正を一括で反映する機能です。

サイトフォーム入力

ヘッダーナビゲーションやフッター、コピーライトなど、サイト共通の固定部品を入力する画面です。

届け方を選ぶ

動的出力

リクエストのたびに、コンテンツからページを組み立てて配信する仕組みです。出力の方式はサイト単位の設定で、1つのサイトで静的出力と混在させることはできません。

静的出力

コンテンツをHTMLファイルとして書き出し、サイト設定で指定した出力先に配置する仕組みです。動的出力で運用しているサイトを、静的に一括出力することもできます。

ヘッドレス配信(API)

writeWiredで管理するコンテンツを、外部のシステムや画面からJSONのAPIで取得して利用する仕組みです。

全文検索

サイト内のコンテンツを定期的に取得して索引を作り、閲覧者向けの検索に使う仕組みです。PDF・Excel・PowerPointなどのファイルも、テキストを抜き出して同じ索引に入ります。

データを整える・預かる

会員フォームの一覧

会員データを保持するフォームを一覧で確認し、会員の管理と設計の入口にする画面です。

会員データの出力設定

会員データを対象にした出力を設定する画面です。出力する項目とその並びを、内訳で指定できます。

顧客管理権限

ユーザーごとに、会員データ(顧客フォーム)への権限と閲覧範囲を設定する画面です。

会員を知る

会員の一覧と検索

会員を条件で絞り込み、個別・一括の操作の起点にする画面です。絞り込みの条件には、オーディエンスフィルターやMAシナリオのステップも指定できます。

会員の詳細と登録情報の編集

1人の会員の登録情報を確認し、変更・削除する画面です。その会員の行動(送信履歴・アクセスログなど)は、この画面の下のタブで見ます。

会員の送信履歴

1人の会員に送ったメールの履歴を、開封やクリックの結果とあわせて確認する画面です。

会員のアクセスログ

1人の会員のサイト内での行動を時系列で確認する画面です。ページの閲覧に加えて、ログインやフォームの送信も記録されます。

会員のフォーム入力履歴

1人の会員に紐づくフォームのデータを、フォーム別に一覧と詳細で確認する画面です。ここでも、ユーザーごとに見えるフォームを制限できます。

会員の受信メール

会員から届いたメールを、その会員の詳細画面で確認する画面です。メールはアドレスに紐づくため、同じアドレスの問い合わせの詳細にも同じメールが表示されます。

属性集計(会員)

会員の検索条件に該当する会員について、選択式の項目ごとの内訳を円グラフで表示する画面です。集計の対象は検索条件で決まり、この画面では変えません。

コンテンツ集計(会員・問い合わせ)

検索条件に該当する人が、表示期間内にどのコンテンツを見たかを、閲覧の順番ごとに集計する画面です。集計の対象は検索条件で決まり、この画面では期間だけを変えます。

会員の行動サマリー設定

会員ごとのコンテンツ閲覧とメール開封の集計値を、会員フォームの既存の項目に1日1回自動で書き込む設定です。書き込む項目はフォームごとに選び、項目そのものは増えません。

ユーザーごとの権限

コンテンツ管理権限

ユーザーごとに、コンテンツの許可・閲覧範囲・編集の権限を設定する画面です。

クイックメニュー表示設定

ユーザーごと・サイトごとに、クイックメニューに表示するリンクを絞る画面です。元の権限で表示されないリンクを表示することはできません。

つなぐ口

ヘッドレス配信(API)

writeWiredで管理するコンテンツを、外部のシステムや画面からJSONのAPIで取得して利用する仕組みです。

カスタムSQLの出力設定

SQLを直接書いて、任意のデータを出力する設定画面です。期間は#FROM#・#TO#で置き換えられ、保存する前に実行して結果を確認できます。

データエクスポート設定の登録

出力するデータと期間・形式を設定として登録する画面です。1つの設定に複数の対象データを束ね、まとめてzipで出力できます。

バッチ一覧

CSVの取込・出力やディレクトリのコピーなど、まとめて実行する処理の状況と結果を確認する画面です。処理ごとに、誰が流したか、成功と失敗の件数、エラーの内容まで残ります。

製造業のWebサイトの構築・運用について、資料と個別のご説明をご用意しています。