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コンテンツ管理(CMS)

ヘッドレスCMS(APIベースCMS) —
マルチチャネルに柔軟配信

CMSのコンテンツをAPIで提供し、Webサイトやスマホアプリ、社内ポータル、サイネージなど複数チャネルへ同一ソースから配信します。既存のテンプレート運用と併用でき、段階的にヘッドレス化が可能です。

JSONベースのREST APIとSDKでフロントを自由に実装できます。コンテンツモデル定義、ドラフトと承認、配信キャッシュ、ロールと権限、Webhook連携を備え、既存サイトとのハイブリッド構成も安全に運用可能。マルチチャネルで再利用性を高め、配信速度と更新効率を両立します。

左:CMSコア。中央:APIゲートウェイ(REST/GraphQL、認証・認可、レート制御)。 右:配信チャネル(Webサイト、アプリ、IoT/サイネージ、外部業務システム)。 Webhook表現は含みません。 ヘッドレスCMS(APIベース)― マルチチャネルに柔軟配信 CMS Core Database コンテンツモデル / バージョン 承認・公開状態 テンプレでHTML生成も可能(ハイブリッド) 配信はAPI中心に切り分け API Gateway REST / GraphQL JSON / HTML いずれも可 認証・認可(API Key / OAuth) レート制御 / ログ Delivery Channels Webサイト / SPA(Next.js, Nuxt など) モバイルアプリ / SDK デジタルサイネージ / IoT / Kiosk 外部業務システム(検索・MA・CDP 等)

1. 機能

コンテンツモデル定義

タイプやフィールドを設計し、再利用性の高い構造化コンテンツを作成。互換性に配慮した拡張も容易です。

JSON REST API

公開・ドラフト・バージョンを含むコンテンツをAPIで取得。フィルタ、並び替え、ページングにも対応します。

公式SDKとAPIクライアント

JavaScriptやPHPのSDKで実装を簡素化。型安全なアクセスとエラーハンドリングを提供します。

ハイブリッド運用

既存テンプレート配信とAPI配信を併用。段階的な移行や一部ページのみのヘッドレス化に対応します。

配信制御とバリアント

言語・地域・デバイスなど条件で出し分け。チャネル固有の最適化もモデルを崩さず実現します。

セキュリティと権限

APIキー・スコープ・レート制御で保護。ロールごとのアクセス制御と監査ログを備えます。

2. 解決できること

  • フロントの自由度を高めたい:デザインやフレームワークの制約を外し、任意の技術スタックで表現できます。
  • 複数チャネルへ一貫配信したい:同一モデルからWeb、アプリ、サイネージ等へ再利用。運用の重複を減らします。
  • 既存CMSを活かしつつ拡張したい:テンプレート配信とAPI配信を併用し、影響範囲を抑えて段階的にヘッドレス化できます。
  • 配信速度を上げたい:API+キャッシュで高速化し、スパイク時も安定配信します。

3. 更新効果(KPI)

再利用↑複数チャネルへ再配信
開発◎フロント自由度を確保
速度↑API+CDNで高速化
保守↓共通データで一元化

4. 機能詳細

データモデリング

階層・参照・多言語などの関係を表現。バリデーションと既定値で入力品質を担保します。

API仕様とフィルタ

選択フィールド、全文検索風フィルタ、並び替えとページングを備え、最小レスポンスで取得。

SDKと型定義

公式SDKや型定義で開発を高速化。例外処理や再試行のベストプラクティスを提供します。

権限・監査

ロールごとの操作権限と履歴を保持。APIアクセスはキーとスコープで厳格に制御します。

5. FAQ

ヘッドレスCMSとは何ですか?
CMSの管理と配信を分離し、コンテンツをAPI経由で提供する方式です。Webやアプリなど複数チャネルへ同一データを配信できます。
従来の「テンプレートCMS」との違いは?
テンプレートCMSはHTML生成が中心、ヘッドレスはAPIでデータを返します。フロントは任意の技術で実装できます。
既存サイトをすべて作り直す必要がありますか?
いいえ。ハイブリッド構成で段階導入できます。影響範囲を抑えつつ、必要な部分のみをAPI配信に切替可能です。
多言語や地域別の出し分けはできますか?
モデルに言語や地域属性を持たせ、APIで条件取得することで安全に出し分けできます。
セキュリティは大丈夫ですか?
APIキーのスコープ・レート制御・監査ログで保護します。公開範囲はエンドポイント単位で制御可能です。
スマートフォンアプリではどう使いますか?
アプリ側からSDKでAPIにアクセスし、更新データを取得して表示します。オフラインやキャッシュ戦略にも対応します。
既存の検索やSaaSと連携できますか?
WebhookやAPIで連携できます。検索・MA・CDPなどの外部サービスとも容易に統合可能です。
将来の仕様変更にどう備えれば良いですか?
後方互換を保つ変更ポリシーとバージョニングを適用し、影響範囲を限定して移行します。
導入期間の目安はどれくらいですか?
要件とチャネル数によりますが、モデル設計と最小実装で数週間〜。段階導入で並行運用が可能です。
保守の観点で気を付ける点は?
APIの監視とスロットリング、キャッシュ無効化、互換性ポリシーの運用を継続してください。

「複数チャネルに同じ情報を配信したい」「アプリやシステムと連携したい」―― writeWiredなら、既存サイトを維持したまま柔軟なAPI化が可能です。

機能

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