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コンテンツ管理(CMS)

静的コンテンツ出力 —
複数サーバー配信と予約配信

CMSから出力したHTML/CSS/画像を静的コンテンツとしてWebサーバーへ配信します。複数サーバー・複数ディレクトリへの同時送信、予約配信対応。動的ページと併用できるため、表示速度と安定性を両立できます。

静的コンテンツ出力は、CMSの更新内容を静的ファイルに変換してWebサーバーへ送信する仕組みです。FTP/SFTPで複数の宛先を登録でき、ディレクトリ単位のマッピングにも対応します。指定日時の予約配信機能を装備。ニュースやキャンペーンのピーク時は静的配信で高速に、会員ページなどは動的配信で柔軟に——といったハイブリッド運用で、サイト全体の体感速度と安定性を高めます。

左:静的出力の準備(HTML/CSS/JSを生成)。中央:配信コントロール(FTP/SFTPで配信、配信先は本番/ステージング)。 右上:複数サーバーへ配信。右下:予約配信で指定時刻に反映。 静的コンテンツ出力 ― 複数サーバー配信と予約配信 静的出力の準備 HTML / CSS / JS を生成 テンプレートから安全にファイル出力 配信コントロール プロトコル:FTP / SFTP 配信先:本番/ステージング 複数サーバーへ配信 本番(東京) 本番(大阪/海外) ステージング 予約配信(反映) 20:00 22:00 翌0:00 時間になったら自動反映・ログ保存 ・冗長化と安定運用(複数サーバー配信) ・深夜/繁忙帯は予約で安全に反映 ・本番/ステージング等の配信先を一元管理

1. 機能

静的化と配信

CMSの更新内容をHTML/CSS/画像として静的出力し、登録したWebサーバーへ送信。サイト/ディレクトリ単位で制御できます。

複数サーバー・ディレクトリ対応

本番/ステージングなど複数の宛先を登録可能。ディレクトリマッピングで、サーバーごとに公開場所を柔軟に指定できます。

予約配信(スケジュール)

指定日時に自動で配信。深夜バッチや計画リリースに活用できます。

ハイブリッド運用

静的出力と動的配信を用途に応じて併用。高速性と柔軟性を両立します。

2. 解決できること

  • 表示速度の向上:静的配信により応答が高速化。ピーク時のアクセスにも強くなります。
  • 更新反映の遅延:予約配信と差分更新で、深夜バッチや計画更新を安定運用できます。
  • 配信先の複雑化:複数サーバー/複数ディレクトリを一元管理し、同時配信を自動化。
  • 運用負荷とミス:自動送信と再送で人的ミスを低減。ログで追跡でき、監査にも対応。

3. 更新効果(KPI)

速度↑静的配信で応答高速
安定◎配信ミスと負荷を低減
柔軟性↑複数サーバー同時配信
省コストCDN併用で転送効率

4. 機能詳細

配信プロトコル

FTP/SFTPに対応。接続先やポート、認証方式を宛先ごとに設定できます。

宛先とディレクトリのマッピング

同一サイトでも宛先ごとに公開ディレクトリを柔軟に設定。ステージング/本番の分離が容易です。

予約配信・定期配信

日時指定の一回実行に加え、夜間の定期配信やキャンペーン時刻の予約にも対応。

ハイブリッド配信

静的出力と動的配信をページ単位で併用。要件に合わせて最適化します。

5. FAQ

「静的コンテンツ出力」とは何ですか?
CMS内のコンテンツをHTML等に静的化し、Webサーバーへ送信して表示する方式です。常に同内容を高速かつ安定して配信できます。
どうやって公開(発行)しますか?
CMSから「サイトの発行」で静的ファイルを作成し、登録したWebサーバーへ送信します。発行先はCMS内へ保存して使い回せます。
動的出力との違いは?
動的はリクエスト時に生成、静的はあらかじめHTML化して保存・送信する点が異なります。高速で安定し、CMSサーバの負荷も抑えられます。
どのプロトコルでサーバへ送信できますか?
FTP/SFTPに対応。設定したWebサーバーへ安全に送信できます。
発行先のWebサーバーは複数設定できますか?
できます。複数のサーバーに対しディレクトリを個別に設定でき、本番/検証や地域別など使い分けられます。
ステージング→本番の順でフローは作れますか?
はい。まずステージングへ発行して確認後に本番へ発行する、という定番フローに対応します。差分配信にも対応します。
予約配信(スケジュール配信)は可能ですか?
可能です。発行日時をあらかじめ設定しておけ、夜間や指定時刻に自動実行できます。
掲載期間と連動して発行内容を制御できますか?
はい。掲載期間と連動させることで、公開タイミングに合わせ自動でコンテンツの発行と差替えができます。
どんなケースで効果がありますか?
大規模アクセス対策(例:お知らせ一覧、製品固定情報、会社情報など)で、応答速度と安定運用に効いてきます。
動的出力との併用はできますか?
できます。静的出力で定型ページを配信しつつ、必要に応じて動的出力を使う、というハイブリッドな運用が可能です。

“速く・安全に・統一して”更新できる体制へ。

機能

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