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コンテンツ管理(CMS)

定型フォーム —
書式を固定して更新を速く・統一

CMSの定型フォームは、定義した項目をフォーム入力するだけで公開ページを自動生成します。WYSIWYGで起こりがちな体裁崩れや表記ゆれを防ぎ、大量更新でも迷わず統一品質で運用できます。

ニュースや製品情報、イベント、求人など同じ構成で量と頻度の高い更新は「定型フォーム」が最短経路です。見出し・本文・画像・タグなどを項目化し、必須・文字数・型・選択肢の検証とガイドを標準装備。入力と同時にプレビューし、承認・予約公開と連動します。構造化データとして保持されるため一覧・比較・検索生成や再利用にも強く、WYSIWYG編集に比べて手戻りと教育コストを大幅に抑えられます。

1. 機能

定型フォーム形式でのCMSコンテンツ制作に含まれる主な機能をまとめました。

WYSIWYGに頼らない大量更新

同一レイアウトの更新をフォーム入力で反復。体裁崩れやコピペミスを抑え、作業を定型化します。

専用入力画面を自動生成

項目定義から専用フォームを自動生成。担当者は迷わず入力でき、ガイドも表示されます。

必須・型・文字数などの検証

必須判定、文字数、日付・数値・URLなどの型、選択肢の制御で入力品質を担保します。

構造化データで一覧・比較に強い

データは構造化して保存。カテゴリ・タグでの絞り込み、一覧・比較・関連表示の生成に活用できます。

テンプレートや可変領域と併用可能

共通レイアウトは固定しつつ、バリアントや差し替え領域で必要な自由度も確保します。

プレビュー・承認・予約公開と連動

入力内容は即時プレビュー。ワークフロー承認、公開予約、差し替え予約とシームレスに連動します。

左に定型フォーム(必須・文字数・URL・画像サイズなどのガイド付き)、中央にルール検証、右にページレイアウトへの自動配置プレビュー。ブランドカラーで表現。 定型フォーム — 迷わず入力、レイアウトは型で統一、内容は構造化。 1. 定型フォーム入力(ガイド付き) タイトル:〇〇を入力 必須 リード文:テキストを入力 120字 画像URL:/images/hero.jpg 1200×630 FAQ / CTA:Q/A・ラベル・リンク プレビュー:入力内容をそのまま確認 2. ルール検証(自動チェック) 必須・文字数・URL形式・画像サイズを自動検証 見出し階層・表記統一(ラベル/CTA) 入力途中でもガイドで迷わない(インラインヒント) 差戻し率の低下・入力品質の平準化 データは「部品(台帳)」として保存可※ ※FAQ/画像/CTAなどは再利用しやすい形で構造化 承認フローや履歴と組み合わせて安全に更新 3. ページレイアウトへ自動配置(型で統一) ヒーロー:タイトル+リード+画像 本文ブロック FAQ / CTA(共通部品参照) 表現の統一:余白/サイズ/色/ボタン体裁をテンプレートで標準化 プレビュー → 承認 → 公開で安全に運用 定型フォームで迷わず入力 → 自動検証で品質を担保 → レイアウトは型で統一。ガイドと標準フローで「速く・安全に・統一して」更新できます。

2. 解決できること

定型フォーム形式でのCMSコンテンツ制作によって改善できるポイントを紹介します。

  • WYSIWYGの手戻り:フォーム入力で体裁崩れやコピペミスを排除し、再修正の往復を減らします。
  • 品質のばらつき:見出し・注記・表記を項目化し、検証とガイドで統一品質を維持します。
  • 教育コストの増大:専用フォームで迷いをなくし、属人化を抑えて誰でも同じやり方で更新できます。

3. 更新効果(KPI)

定型フォーム形式でのCMSコンテンツ制作で期待できる効果をKPIの観点で整理しました。

工数↓入力→自動生成で短縮
品質↑書式と表記を統一
速度↑承認までの往復短縮
監査◎検証と履歴で安心

4. 機能詳細

定型フォーム形式でのCMSコンテンツ制作の仕様や動作について、もう少し詳しく知りたい方向けの内容です。

フォームの自動生成

見出し・本文・画像・添付・タグ・公開期間などを項目として定義し、フォームを自動生成します。

入力ガイド・ヘルプ

説明文・プレースホルダー・例文・注意書きを表示し、迷いなく正しい入力へ誘導します。

検証ルール

必須・型・文字数・正規表現・選択肢などの多段検証で入力品質を担保。エラー位置も明示します。

データ再利用

構造化データはAPIや一覧生成、比較・関連表示、外部連携へ再利用できます。

7. デモ動画

CMSデモ - 定型フォームで効率的なページ編集

5. コンテンツ編集方式の比較

定型フォームは「項目が決められた構造で安定して運用できる」方式です。ブロック編集やハイブリッド構成と対比しつつ、どんな情報の管理に適しているかを押さえます。

比較ポイントブロック編集(ブロック積み上げ式)定型フォーム(項目固定の入力方式)ブロック+定型フォーム(ハイブリッド)組込コンテンツ(パーツ一元管理+ページ単位)
主な用途LP・特集・キャンペーンなど自由度重視製品仕様・セミナーなど構造化された入力が必要なページ製品紹介+申込案内など「説明+入力」が混在するページ会社概要・製品仕様・よく使う情報を複数ページで一元管理
編集方法ブロックを積んで自由にページ構築フィールド入力で固定の構造を編集ブロックで説明、フォームで入力品質を担保パーツを一元管理し、複数ページで再利用
レイアウト自由度非常に高い低い(項目が固定)中〜高(フォーム以外は自由)中(構造は固定、表現はブロックで補完可能)
運用負荷・属人化担当者の表現力に依存しやすい運用ルールが安定すると属人化しないバランス型で運用しやすい大規模運用に強く、一括反映で効率化
一元管理なしあり(フォーム定義)部分的にあり(フォームのみ)あり(全パーツを一元管理して更新)
向いているケースデザイン性重視、ストーリー性を出したい入力品質・承認フローが重要説明+申し込み・資料請求など一体型ページ繰り返し使う情報を正確に全ページへ反映

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6. FAQ

定型フォーム形式でのCMSコンテンツ制作に関するよくある質問をまとめました。

定型フォームでのページ編集とは何ですか?
定義済みの項目(見出し・本文・画像・タグ等)をフォームで入力し、ページを自動生成する更新方式です。HTML編集不要で、表記ゆれや体裁崩れを防ぎます。
どんな情報の更新に向いていますか?
製品・案件・求人・イベント・セミナー・お知らせなど、同じ構成で量と頻度の高いコンテンツに最適です。
なぜWYSIWYGエディターでは非効率なのですか?
体裁合わせや余白調整、見出し階層の統一など手作業の負担が大きく、誤りが反映されやすいためです。フォームならルールで自動化できます。
定型データにすることでどんなメリットがありますか?
一覧・比較・検索が作りやすく、再利用や自動出力に強くなります。構造化データはSEOや外部連携にも有利です。
専用フォーム画面はカスタマイズが必要ですか?
不要です。項目定義から専用フォームを自動生成します。説明やプレースホルダーも設定できます。
フォームの項目には制限や検証がありますか?
はい。必須・文字数・型(数値/日付/URL等)・選択肢・正規表現などの検証を設定できます。
定型フォームは柔軟に運用できますか?
固定レイアウトを基軸に、可変領域やバリアントと併用できます。必要な部分だけ差し替える運用も可能です。
導入時に専門知識は必要ですか?
特別なコーディングは不要です。項目定義とルール設計を行えば短期間で運用を開始できます。
大規模サイトでの利点は何ですか?
品質と書式を全社で統一でき、教育コストを抑えつつ、承認までの往復や公開までの時間を短縮できます。
公開後の修正や差し替えも同じフォームでできますか?
できます。同一フォームで再編集し、承認・予約反映と連動して安全に差し替えられます。

「更新が煩雑」「担当者によって仕上がりが違う」――そんな悩みを解消するのがwriteWiredの定型フォーム機能です。

機能

コンテンツ管理の機能詳細

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