開発日誌

writeWiredの開発と、自社サイトで試しているコンテンツ制作・運用の記録です。AIと何を作り、どう確かめ、どこでつまずいたか。実際の作業と、その後に起きたことを書いています。

AIに自社サイトの根拠を辿らせたら、宿題が21個返ってきた——見つけるのはAI、直すかどうかは人が決めた

自社サイトに書いてあることの裏付けまで、AIがどこまで辿り着けるかを記録するプロンプトを作り、自分のサイトに向けました。21件は欠陥の数ではなく、人が判断する材料の数でした。


AIを使っていたら、AIを使っている会社が向こうからやってきた——AIで営業メールを送る会社に、AIと人の分担を聞いた

AIで営業先を探している会社から、相互リンクの営業メールが届きました。AIは営業先の候補探しと、相手ごとに変わる2か所の下書きを受け持ち、人はその2か所を確かめ、送る前には、送信を押さない試運転の工程を挟んでいました。


製品名を知らないAIに、Web検索で自社製品を探させた——10回とも辿り着き、その先で根拠のページを確かめていた

製品名を一切教えていないAIに、Web検索でうちの製品を探させました。面白かったのはその先で、AIは営業ページの「できます」をそのまま信じず、機能リファレンス(管理画面の機能を1画面1ページで説明したページ)に書いた画面と制約で確かめていました。


一行も書かずに、ここまで作った——AIと作り直した自社サイトと、カタログPDF20冊

商談で渡せる資料がなかったので、新しく書き起こさず、サイトに公開しているコンテンツをCMSからCSVで出力し、そのままPDFのカタログにしました。カタログで一区切りになったので、この夏にAIと作ったものを一覧にし、私が文章を一行も書かずに進めた作り方を振り返ります。


製品ページの売り文句を消して、読者の質問はQA集で受けた——答えを使い回したら、次のLPは一時間でできた

製品ページに足し続けてきた売り文句を消し、フォームの項目を252個から90個に減らして、9つの製品ページを同じ4段の形に組み直しました。一度答えたQA集を次の用途で使い回すと、新しく答える量が減り、最後には質問への答えもLPも、AIが既存の事実と答えから一時間で組み立てました。


127本の事実に、16個の入口——機能リファレンスから用途別LPを16本組み立てた話

使い道ごとの案内ページ(LP)を、一日の午前中に16本公開しました。中身は、先に作ってあった機能の解説ページ127本と、問答のページへのリンクで組み、16本分の値を入れたCSVを1枚取り込んで公開しました。


聞き手はAI——質問に答えるだけで問答19本ができたが、目次の質問は作り直した

製薬会社の医療従事者向けサイトに共通する処理を、「医療従事者サイトに必要なこと」という問答集にまとめました。インタビューのときにAIがした質問の言葉に戻して、19本を公開しました。


導入事例からノウハウ記事をAIで書こうとしたら、書けなかった——AIの質問に答えて書き直した15本

導入事例や手元の実装をAIに渡して、writeWiredでの作り方の考え方を51本の記事にしようとしました。先に公開していた21本も薄く、こちらはAIに質問させて私が答える形で整理・改稿し、15本にしました。


AIが質問して、私が答える——導入事例から1,527問を作らせて、答える候補として残ったのは761問だった

導入事例20ページをAIに読ませ、導入を検討している人の立場で「ここが知りたい」という質問を作らせました。仕分けて、事例の文脈で答える候補として残したのは761問です。


AIで作ったFAQの答えに根拠を付ける——問いは残し、答えを機能の事実から書き直した

以前AIに作らせたFAQ111問は、問いは良かったものの、答えが何を根拠にしているか辿れませんでした。問いはそのまま残し、答えを管理画面の機能の解説ページに書いてある事実だけで書き直して、答えの下に根拠のページへのリンクを付けました。根拠が見つからなかった問いは消し、解説ページはあるのに問いがなかった機能には、問いを14問足しました。


著者

鴻田 孝雄
STSD株式会社 代表取締役
鴻田 孝雄

IBM系の大規模システム開発で、PMO・PL・ITアーキテクトを担当。2005年にSTSD株式会社を設立し、2008年に writeWired をリリース。現在も開発・運営を続けている。本日誌の記事は、AI(Claude・ChatGPT)と協働して執筆している。

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