この記事の作業は、ChatGPTとClaudeの二つのAIと一緒に進めています。

前回までのあらすじ

前回の記事では、用途別のLP20本を作り直しました。AI同士に導入の相談をさせて問題を洗い出し、構成は私が決めた話です。

その20本が終わり、トップページも作り直しました。サイト全体がどういう層でできているのか、ここで一度まとめておきます。

今の形

先に、辿り着いた図を見せます。

writeWired.jpの6つの層

下から順に、こういう役割です。

層 中身 役割
1. 機能リファレンス 管理画面の機能を1画面1ページで書いた事実(145本) できることの事実だけを書く。売り込まない
2. 事実の周辺 FAQ・QA集・導入事例のパターン 事実に、よくある質問と使われ方を添える
3. 営業の章 「困りごと」と「こうできます」の組 誰のどの仕事が楽になるかを書く
4. 営業ページ 機能ページ10・用途ページ19・業種ページ3・運用の困りごと25 読む人の課題とwriteWiredをつなぐ
5. 読み物 ブログ・運用ガイド・ホワイトペーパー 課題や考え方の入口になる
6. トップ サイトの顔 下から上がってきたものを並べ直す

上へ行くほど、読む人の言葉になります。下へ行くほど、製品の事実になります。

一周目は、横に広げた

最初からこの形だったわけではありません。

一周目の順番は、こうでした。

  1. 機能リファレンスを作る
  2. 関連する機能を束ねる
  3. 機能ページを作る
  4. Aboutを作る
  5. LPをたくさん作る
  6. 面白いコーナーを作る

事実は正確にそろいました。でも、ストーリーに人がいませんでした。

LPやコーナーを作るたびに、「このページでは何を推すか」をその場で考え直していました。考え直すたびに、言いたいことがページごとに少しずつずれていく。ページは増えても、writeWiredが何なのかは伝わりませんでした。

Aboutも先に作っていました。でも、上に何を書けばいいかが決まっていないまま書いたので、中身がありませんでした。

二周目は、間に一枚挟んだ

二周目で変えたのは、事実とページの間に「営業の章」を一枚挟んだことです。営業トークを一枚挟んだら、後ろの工程が変わったで書いた話です。

誰のどんな仕事が、どう楽になるか。それを一度だけ書いておく。機能ページもAboutもトップも、そこから引いてくる。上の層で、本質を新しく考え直さなくてよくなりました。

順番はこうなりました。

  1. 機能リファレンス
  2. 機能の束
  3. 営業の章
  4. 機能ページ
  5. About
  6. トップ

一番大きかったのは、2から3の一歩です。各機能の営業の章がそろって、Aboutがやっと意味を持ちました。

上の層は、作り直すたびに変わった

二周目に入っても、上の層は何度も作り直しました。

  • 用途ページ: 営業の章を載せようとしたら、下にある機能の選び方から直すことになりました(用途ページに章を足そうとしたら、下の選び方を直すことになった)。その後、AI同士の相談で問題を洗い出し、構成を決め直して20本を作り直しました(前回)。
  • About: 二つの系統に分けて作り直したあと、最終的にはAboutというページをやめて、トップにまとめました。
  • トップ: 下の層がそろってから、最後に作り直しました。

作り直すたびに大きく変わったのは、上の層でした。一番下の機能リファレンスにも、手を入れていないわけではありません。最初は操作の説明が中心の、無機質な文章でした。そこで、当時の143本すべてに、どんな場面でどう役立つのかが分かる説明を書き足し、元の説明と入れ替えました。会話で抜けが見つかった事実も足し、本数は最初に公開した127本から145本に増えています。

それでも、1画面を1ページにする区切り方と、事実だけを書いて売り込まないという役割は、最初から変えていません。役立ち方は書いても、営業の言葉は上の層に任せています。

作り直してみて決めたこと

何度もやり直して、守るようになったことがあります。

  • 上の層で、本質を新しく書かない: 下から上がってきたものを、読む人の目的に合わせて選び、並べ直すだけにする
  • まとめるときに、縮めない: 共通点だけを抜き出すと、できることの幅が消えて、ただの便利な道具に見えてしまう
  • 足りないものは、下で足す: 上のページの辻褄を合わせるために、上だけを書き換えない。事実が足りなければ、事実の層に足してから上を作る

簡単ではなかった

この図になるまでに、何度も作り直しました。一周目のページの多くは、作った時点では正しいつもりでした。

それでも、事実を一番下に置いておいたので、上を作り直すたびに一からにはなりませんでした。下が揺らがないから、上は何度でもやり直せる。今回の作り直しで一番助かったのは、そこでした。

この層の分け方が正解かどうかは、まだ分かりません。検索や問い合わせにどう効くかも、これから見ていきます。ただ、何を足せばいいか迷ったとき、どの層の話なのかを考えればいい。その地図が、やっと手に入りました。