この記事の作業は、ChatGPTとClaudeの二つのAIと一緒に進めています。原稿はChatGPT、事実の照合とデータ作りはClaude、判断と取り込みは私、という分担です。
何を、どの順で作り直したか
最初に、4日間でやったことを並べます。
| 日付 | 作業 | そこで用意したもの |
|---|---|---|
| 9/30 | 旧CMSページの営業の話を回収し、事実との関係を確かめる | CMSの営業章 5本 |
| 10/1 | 残りの9領域にも、同じ分担で広げる | 10領域・合計44章 |
| 10/2 | 営業章の要約を機能ページのリード文に使い、Aboutを作り直す | 機能ページ10枚の入口の言葉、Aboutの一枚 |
| 10/3 | 積み上げたものから、トップを作り直す | 原稿に私が手を入れず、指示だけで組んだトップ |
始まりは、「営業トークを挟もう」という一言でした。最初の指示は、それだけでした。原稿を一文ずつ指示したわけではありません。変えたのは、事実とページの間に置く層を一枚増やしたことです。この一枚で、機能ページのリード、About、トップの順に、後ろの工程が変わっていきました。
事実はそろっていた。でも、使う人の仕事が出てこなかった
writeWiredのサイトは、機能リファレンスを土台にしています。管理画面の機能を1画面1ページで書いた、事実だけのページです。そこに、関連する機能をまとめた束を作り、その束から機能ページを組みました。この流れが一日でつながったときのことは、第5回の記事に書きました。
その時点で、「何ができるか」は全部そろっていました。ところが、機能ページを読み返すと、その機能を誰が何のために使うのかが、ほとんど書かれていません。並んでいるのは機能の説明で、読む人や、日々サイトを更新する担当者の仕事が出てこないのです。
事実が間違っているわけではありません。事実と、営業として伝えたいことが、うまくかみ合っていませんでした。
旧ページに残っていた営業の話を、事実の上に置き直す
手がかりは、作り直す前の旧CMSページにありました。そこには、「この仕組みで、こういう仕事が楽になる」という営業の話が残っていました。
ただ、旧ページの文章をそのまま戻したわけではありません。書かれていることを一つずつ見て、製品の機能として確かめられる話と、案件ごとのテンプレート開発で実現した話に分けました。そのうえで、担当者の仕事を説明する章としてまとめ直しました。
この章を、私たちは「営業REFS」と呼んでいます。機能の事実を、使う人の仕事として説明する章です。土台の機能リファレンスは書き換えていません。事実はそのままにして、その上に一枚、仕事の話を置きました。
CMSの5章から、10領域44章へ
最初にCMSの領域で5章を作り、機能ページに載せました。一つの章は、課題・writeWiredでできること・表・まとめの一文、という形です。章をページに組み込むための入れ物も、このとき用意しました。
形が決まったので、翌日には残りの9領域(フォーム、顧客・会員管理、メール配信、行動履歴、外部連携、MA、組織と権限、分析ダッシュボード、ChatGPT連携)に広げました。ChatGPTが原稿を書き、Claudeが事実と照らしてデータにし、私が採否を決めて取り込む。この分担を変えずに、10領域で合計44章になりました。
章の要約が、機能ページのリードになった
44章をそろえてみると、各領域の営業章の要約に、その領域で伝えたい仕事がまとまっていました。
そこで、要約を機能ページのリード文(ページ冒頭の説明)に使いました。10ページ分です。営業の章を下に足しただけでなく、ページの入口の言葉まで変わったことになります。
差し替えた画面を見たときの感想は、「めっちゃリズムが良くなった」でした。冒頭で仕事の話をして、下で機能の事実を見せる。順番が自然になりました。
機能ページがそろってから、Aboutとトップを積み直した
Aboutは、実はその前に一度作っていました。ただ、各機能の営業章がそろうまでは、何をまとめればいいのかがはっきりしていませんでした。
各領域で誰のどの仕事が楽になるかが決まったので、それを二つの系統(エンタープライズCMSと、マーケティング機能を備えた会員サイトCMS)に分けて、Aboutを一枚に作り直しました。
トップは、さらにその上に積みました。このとき私は、原稿に一言も手を入れていません。指示を出しただけです。それでも組めたのは、トップに載せる話が、下の層にもう全部あったからだと思います。
振り返ると、営業章があるかないかで、その後の工程が変わりました。機能ページの入口も、Aboutも、トップも、営業章から引いて作っています。
ただし、機能リファレンスは動いていません。土台の事実は、最初から最後まで同じです。
次に作るなら、この順番で
次に同じようなページを作るなら、私はこの順番にします。
- 機能の事実をそろえる
- その事実を、使う人の仕事として説明する章を作る
- 章をまとめて、各機能を説明する
- さらにまとめて、製品全体を説明する
今回は、この順番で後ろの工程が変わりました。検索順位や問い合わせがどう変わるかは、まだ見ていません。分かったのは、作る順番のことだけです。
次は、この営業章を用途別のページにも使ってみます。