CMS、と聞いて「こういうことが出来るこういう製品!」と思い浮かべるのはなかなか難しいのではないでしょうか?CMS製品のわかり易い特長では静的か動的などがありますが、今回はプラットフォーム型と言われる特徴について解説します。
CMS、と聞いて「こういうことが出来るこういう製品!」と思い浮かべるのはなかなか難しいのではないでしょうか?
例えば、ワープロ、表計算、テキストエディタなどのソフトは何となく必要な機能がある製品と思い描く事が出来ますが、CMSは製品毎に様々な思想、特長があり、使う立場になってのメリット、デメリットが想像しにくいものです。
CMS製品のわかり易い特長では静的か動的などがありますが、今回はプラットフォーム型と言われるCMS製品の特徴について解説します。(※CMS製品毎に思想があるのであくまでも弊社の解釈になります)
その前にまずは、CMS製品の代表的な二つのパターンについて解説します。
デザインのパターンをテンプレート化したものが用意してあり、自分の気に入ったものを選び、そのデザインに沿ってサイトを構築していくCMS製品で、ASPやクラウドなどサービスとして展開されていることが多く見られます。
「デザインって、どの範囲まで?」とピンとこない方もいるかとか思いますが、ヘッダーのロゴの表示位置、サイドメニューがすでに固定化されていて、デザインを変更するにしても、CMSが出力するHTMLに合わせてcssで調整していき、オリジナルさを出すといった方式です。
多くの場合はヘッダー、サイドメニュー、フッターなどが固定化、あるいはあらかじめパーツとしてデザインされていて、メインのコンテンツ部分はエディターを使ってユーザーが好きなように編集できると言ったものが多いと思います。もちろん、ヘッダーやサイドメニューの内容も編集できます。
こういったCMS製品は、自分がこれから構築するサイトのデザインが特に決まっておらず、とりあえずかっこいいサイトを作りたい、と言った場合には最適です。(ただ、デザインの高度化に伴い、エディターを使っての更新作業の難易度はそれなりに高いようです)
CMS製品がもつ機能を利用して、オリジナルのサイトのデザインを適用します。ここでいう機能はヘッダー・フッターの更新、パンくずの出力仕様、サイドナビゲーションの表示ルール、バナーの管理など、あらかじめ各パーツに対しての更新機能があり、そこで出力されるHTMLをオリジナルのものに置き換えます。
しかし、table、ul、olなど出力できるHTMLの形式が機能により固定化されていて、サイトデザインをする時にCMS製品の出力仕様を考慮する必要があったり、実現できないデザインが出てくる場合もあります。
メインのコンテンツ部分はある程度パーツが用意してあり、そのパーツにオリジナルのデザインを適用して組み合わせて更新します。パーツは「本文、画像×1」、「画像×3」、「見出し」などの汎用的なもので構成されており、パーツで用意されていないものはエディターで更新、というものが多いようです。
プラットフォーム型と呼ばれるCMS製品は初期段階ではコンテンツのデザインに関しては何の機能も持たなく、構築するサイトに合わせてCMS 機能をオリジナルで設計、開発していく形式を取ります。
コンテンツ管理機能を開発する機能を備えている?と、ちょっと分かりにくい種類のCMS製品です。弊社のwriteWired はプラットフォーム型のCMS製品ですので、どのようなものか具体的にご説明します。
私たちはCMSの開発、販売を行っている企業です。
"CMSって製品ごとにどう違うのか全く分からない"、"御社のCMSを入れるには何をしたらいいの?"
こんなお話をよくお聞きします。今では世界中に、それぞれ考え方も違う数え切れない数のCMSが存在しています。
私たちはそれらとの違いをご説明することは出来ませんが、私たちが行うCMSの設計と開発についてご説明しています。ご参考までに是非ご一読ください。
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