「構造型CMS」「データベース型CMS」という特性を持ったCMSのコンテンツ管理の設計手法の定番をご紹介します。
要望
――何故パーツ、項目単位に分割して登録する必要があるの?WYSIWYGエディタで編集すればいいんじゃない?
まとめ
今回は、構造化CMSを用いて一般的な旅行ツアー検索サイトのデータ構造の設計方法についてご紹介しました。運用時の入力しやすさや、現実的に運用できるのかなど、設計対象の要素は非常に多く時間がかかるものですが、しっかりと設計をすればサンプルのような入り組んだサイトでも、HTMLの知識の無い方が、画像と文字の必要な情報を登録する形式で効果的に運用することができるようになります。
もちろんWeb管理者がいて、HTMLが自在に操ることができれば、トップ画面の更新などもできるのかも知れませんが、営業からの公開したい情報の共有、掲載期間の制御や細かいHTMLの修正など、実際には難しいのではないかと思います。
サンプルでは旅行会社のトップ画面という形でご紹介しましたが、構造化の際の項目の粒度レベルなどは参考になるのではいかと思います。
CMS導入の際に寄せられた課題、要望、お悩みと対応事例についてご紹介