配信について、説明を求められる場面
メールを送ったあとで、その中身や宛先について説明を求められることがあります。
- 受け取った人から:「届いていない」「なぜ私に届いたのか」「配信を止めたはずなのに」
- 社内から:「あの案内には、何と書いてあったのか」「誰に送ったのか」
- 監査や、規制のある業種では:「この情報を、いつ、誰に、どういう文面で提供したか」
どの問いも、送った時点のことを聞いています。今のデータではなく、その時点の記録が要ります。
送った文面が、後から変わってしまう問題
送った文面を、後から確かめようとして困ることがあります。
- 配信ツールの画面で、送ったあとに文面を直せてしまう。直したあとの文面しか残らない
- 本文にサイトのページの内容を差し込んでいて、ページを直したので、元の文面が分からない
- 担当者の手元の原稿ファイルが、どの版を送ったものか分からない
送ったものは、送ったとおりに残っている必要があります。送信後に書き換えられる記録は、説明の根拠として弱くなります。
残しておくべき記録
| 記録 | なぜ要るか |
|---|---|
| 送った文面(件名・本文) | 何を伝えたかを示す |
| 送った日時 | いつ伝えたかを示す |
| 宛先の一覧 | 誰に送ったかを示す |
| 宛先の選び方(抽出の条件、手で選んだ対象) | なぜその人に送ったかを示す |
| 届いたか、開かれたか | 伝わったかどうかの手がかり |
宛先の一覧については、一つ気をつけることがあります。宛先の人の名前や所属、配信の可否は、送ったあとも変わります。後から一覧を見たとき、表示されているのが送った時点の情報なのか、今の情報なのかを確かめておきます。送った時点の状態が必要なら、送るときに別に控えます。
誤りを送ったときの訂正
日付や金額の誤りに、送ったあとで気づくことがあります。
送った文面を書き換えて、なかったことにはできません。受け取った人の手元には、誤った文面が届いています。訂正は、新しいメールとして送ります。
- 件名で、訂正であることが分かるようにする
- 何が誤りで、正しくは何かを、本文の冒頭に書く
- 最初のメールと同じ宛先に送る
- 最初のメールと、訂正のメールの両方が記録に残るようにしておく
訂正を追加で送り、両方が記録に残るように運用しておけば、「誤りを送った」ことと「訂正した」ことを、後から両方示せます。
1対1のメールも、記録に残す
一斉配信だけでなく、問い合わせへの返信や、個別の案内も、説明を求められることがあります。
担当者の受信箱や送信済みフォルダにしか残っていないと、担当者が異動や退職をしたときに、何を送ったかが分からなくなりがちです。1対1のメールも、相手の記録の側に残しておきます。
配信の記録がどこにあるかを把握する
メールを送る仕組みが一つとは限りません。一斉配信のツール、問い合わせへの返信、定期レポートの自動送信、システムからの通知。それぞれの記録が、どこに残っているのかを把握しておきます。説明を求められたときに、探す場所が分かっていることが大事です。
writeWiredでは
writeWiredでは、会員に送る送信メールは、送信が終わると内容を変更できません。送った記録は、宛先の名簿や選び方とあわせて残ります。
送った文面と日時
- 送信が終わったメールの内容は、変更できない。送ったメールの証跡をそのまま保全するため
- 送信メールの一覧に、送信したメールと配信予定が並ぶ。自動返信・予約配信・繰り返し配信が1つの台帳に載り、行ごとに配信状況と開封・クリックの結果が要約される
宛先と、その選び方
- 送信対象の一覧に、その送信メールの宛先になった会員が名簿として残る
- 一覧でチェックして送った場合はその対象が、条件で抽出して送った場合はその条件が、送信の記録として残る
- 送信対象の一覧に表示される会員の属性は、送信時点ではなく現在の値
届いたか、開かれたか
- 送信メールごとに、開封ログ・クリックログで、どの宛先がいつ開封し、どのURLをクリックしたかを確かめられる
- 開封が記録されるのは、本文に開封確認の画像タグが入っているメールだけ
1対1のメール
- 問い合わせや会員ごとの送信履歴に、その相手に送ったメールが日時と件名で時系列に並び、開封やクリックの結果も同じ表で確かめられる
会員への送信メールでは、残しておくべき記録のうち、文面・日時・宛先・宛先の選び方が、送信の記録として残ります。宛先の一覧に表示される属性は今の値なので、送った時点の所属や配信の可否が必要な場合は、送るときに別に控えておきます。
送信後に内容を変更できないので、誤りを送ったときは、訂正を新しいメールとして送ります。訂正も、送信メールの一覧に並ぶ1通として扱われます。
問い合わせや会員に宛てて送ったメールは、それぞれの送信履歴に残ります。担当者の送信済みフォルダではなく、相手の記録の側で確かめられます。
ダッシュボードのメール配信は、送信メールの一覧には載りません。定期レポートの宛先は、ダッシュボードの登録でフォームを名簿として指定します。配信の記録を見渡すときは、この点を踏まえておきます。
訂正の文面や、訂正を送るかどうかの判断は、この仕組みの外側にある運用です。
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