CMSにデジタルマーケティング機能を統合。ライトワイヤード

製薬業界のCMS 導入事例BtoB Addon 粒度の非常に細かい医薬品情報サイトの管理性を向上(製薬会社)

1製品あたり約100項目の情報を一元管理。CSV更新やバーコード・PDFの自動生成、関連情報によるページ自動生成により、製品情報の管理性を大幅に向上。

リニューアルの背景

数百種類の医薬品を扱う製薬会社では、既存の医薬品情報サイトが「情報の探しづらさ」「更新作業の煩雑さ」という課題を抱えていました。特に頻繁に発生するお知らせの更新は、業務負荷が高く非効率的な状態に。

そこで同社は、自社サイトを将来的なデジタルマーケティングの中核と位置づけ、「必要な情報を、タイムリーかつ使いやすく提供する」というコンセプトで、全面的なリニューアルを決断しました。

リニューアルにあたっての課題

情報量の多さと細かさへの対応

1製品あたり100項目近い情報を持ち、日々新たに追加されるお知らせも膨大。既存の管理システムではCSVでの一括更新に対応していましたが、システム自体が古く、新サイトで求められる柔軟性や拡張性には限界がありました。より高度な情報管理と運用性を備えた新システムが必要でした。

更新作業に伴う業務負荷の軽減

お知らせごとにバーコードを生成し、製品単位で最新状態のPDF化、さらに外観画像のZIPパッケージ作成など、ページ更新には多くの付随作業が発生していました。これらを手作業で行うことが運用負荷を高め、タイムリーな情報提供の妨げとなっていたため、自動化と作業の簡略化が不可欠でした。

複雑な情報構造に対応した表示設計

製品名や分類による検索性を高めつつ、各製品ページに関連する情報を統合的に表示することが求められました。お知らせとの関連付けには中間マスタを介する必要があり、システム的な工夫が不可欠。一般的なCMSでは困難な要件でしたが、「必要な情報を、必要なときに、分かりやすく届ける」ことこそがリニューアルの核心でした。

選択されたのは、writeWired CMS Platform

検討の過程では、スクラッチ開発の選択肢もありましたが、構造化された細かい情報を効率よく管理できる一方で、Webサイトに求められる柔軟な表現や運用のしやすさも両立する必要がありました。これは通常の業務システムでは実現が難しく、開発負荷も非常に高くなる見込みでした。

そこで採用されたのが、CMSとしての柔軟性と業務管理の機能を兼ね備えた writeWired CMS Platform。さらに、医療・製薬業界で多数の実績を持つ STSD株式会社のエンジニアリング力 も高く評価され、導入の決め手となりました。

粒度が非常に細かく、かつ大量な情報の管理が必要

  • 標準機能による製品情報のコンテンツ化
  • Addonによるインポート・エクスポート
  • 製品情報更新時の厳密な妥当性チェック

バーコードやPDFの作成など、ページ更新の付随作業の負荷軽減

  • 製品情報の文字からバーコード自動生成
  • バーコード画像から自動でPDF生成
  • 製品画像をまとめたzipの自動生成

複雑に入り組んだ製品情報とお知らせの関連性からページを生成

  • 入力された条件で動的に検索を実行
  • 製品ページで関連情報を動的に取得
  • 処理にはデータベース言語(SQL)を駆使

リリース時のWebサイト情報

テンプレート数 ・約30
デバイス ・PC
リリース時コンテンツ数 ・約5,000
リリース時コンテンツ移行 ・手入力/CSVインポート
開発期間 ・4ヶ月
Addon/プラグイン開発 ・製品マスタCSVインポート/エクスポート
・製品バーコード画像生成
・製品PDF生成
その他 ・AWS EC2/RDS利用

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