会員ログの活用法 第8回

新着記事は公開から何日で読まれるか

新着記事の閲覧は、公開から1週間に集中している。2週目には1週目の半分以下になる。

よくある状況

記事の報告では、記事ごとの累計の閲覧数が並びます。古い記事ほど数が積み上がるので、新しい記事は見劣りしがちです。

ただ、会員がいつ記事を読んでいるかは、累計の数からは分かりません。公開してすぐに読まれる記事もあれば、あとからじわじわ読まれる記事もあります。新着の案内をいつ出すか、どれくらい目立つ場所に置いておくかは、読まれ方の時間の流れで決まります。

会員IDの付いたアクセスログを記事の公開日と突き合わせると、公開から何日目に読まれたかを数えられます。

公開からの日数ごとに、新着記事の閲覧数が分かるグラフ

公開した当日と翌日がもっとも多く、そのあとは日を追って減っていく。2週目(7〜13日)の閲覧は、1週目(0〜6日)の半分以下。

このグラフの数え方

  • 対象:2026年4月1日〜9月15日に公開した記事(公開から14日分を数えられる記事)
  • 数えたもの:ログインした会員の閲覧数(ページビュー)を、記事をまとめて合計したもの
  • 「0日」:公開した当日
  • 言えないこと:記事ごとの差はこのグラフでは見えない。記事ごとに同じ集計をすると、長く読まれる記事が分かる

架空のサンプルデータで集計した例です。

これが分かると

  • 新着記事を目立つ場所に置いておく期間を、1週間を目安に決められます。
  • 新着のお知らせメールを、公開から何日以内に送るべきかを判断できます。
  • 2週目以降も読まれ続ける記事を見つけて、定番の記事として扱えます。

ここに挙げた使い方は一例です。サンプルの数字は架空のもので、実際の結果や施策の効果を約束するものではありません。

試してみる

ここから先は、システム担当者に渡してください。集計SQLで出た結果を、AIプロンプトと一緒にAIへ貼ると、上のようなグラフと読み取りが返ってきます。

集計SQL件数と割合だけを出します
select a.accessed_at::date - c.published_at::date as days_after,
       count(*) as views
from access_log a
join content c on c.content_id = a.content_id
where c.content_type = '記事'
  and c.published_at >= '2026-04-01'
  and c.published_at < '2026-09-16'
  and a.member_id is not null
  and a.accessed_at::date - c.published_at::date between 0 and 14
group by 1
order by 1;
AIプロンプト集計結果を貼るだけです
次の表は、会員サイトで期間中に公開した記事を、公開からの日数ごとに、会員が読んだ数を合計した集計です。
days_after=公開からの日数(0=公開した当日)、views=会員の閲覧数です。
個人を特定できる列は含めていません。

1. days_after ごとの views を折れ線グラフにして、画像で描いてください。
2. 次の点を読み取って、3行程度で教えてください。
   ・閲覧がもっとも多いのは何日目か
   ・1週目と2週目で、閲覧数はどれくらい違うか
   ・新着記事を目立つ場所に置いておく期間は、何日くらいが目安になるか

(ここに集計結果を貼る)

SQLとプロンプトは、準備編の汎用テーブルを前提にした例です。実際のテーブル名・列名に合わせて書き換えてください。動作や結果を保証するものではありません。

使う表: content(コンテンツ)/access_log(アクセスログ) (表の形は準備編)

試せなかったら

記事の公開日とアクセスログが、記事のIDでつながっていないと、この問いには答えられません。
会員IDが付いていれば、会員でない訪問者の閲覧を外して、会員にいつ読まれたかだけを数えられます。

writeWiredでは、会員IDの付いたアクセスログとメール・フォームの記録が最初から同じ場所に揃っています。会員サイトCMSとしてのwriteWired

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