会員ログの活用法 第7回

製品ページを見た会員が、次に何をしたか

製品ページの閲覧の4割は、そこで訪問が終わっている。次に申し込みページへ進んだのは2割。

よくある状況

製品ページの報告では、閲覧数や滞在時間が並びます。よく見られていれば、製品に関心が集まっているように見えます。

ただ、見たあとに会員が何をしたかは、閲覧数からは分かりません。関連する記事を読みに行ったのか、講演会や資料請求の申し込みに進んだのか、それともそこで帰ったのか。製品ページの役目が果たせているかは、次の一歩を見ないと判断できません。

会員IDの付いたアクセスログで同じ訪問の中を並べると、製品ページの次に開かれたページを数えられます。

製品ページを見たあと、次に何をしたかが分かるグラフ

製品ページの閲覧3,974回のうち、39%はそこで訪問が終わっている。記事へ進んだのが25%、申し込みページへ進んだのが21%。

このグラフの数え方

  • 対象:2026年4〜9月に、ログインした会員が製品ページを見た閲覧(3,974回)
  • 「次」:同じ訪問(セッション)の中で、すぐ次に開いたページ
  • 「そこで帰った」:その製品ページが、訪問の最後のページだったこと
  • 言えないこと:そこで帰った会員が、目的を果たしたのか、離れたのかは区別できない

架空のサンプルデータで集計した例です。

これが分かると

  • 製品ページから関連記事や申し込みページへの導線が足りているかを見直せます。
  • そこで帰った会員にあとから案内を送るなら、どの製品を見た会員かで内容を変えられます。
  • 製品ごとに同じ集計をすれば、次に進みやすい製品ページと、そうでないページを比べられます。

ここに挙げた使い方は一例です。サンプルの数字は架空のもので、実際の結果や施策の効果を約束するものではありません。

試してみる

ここから先は、システム担当者に渡してください。集計SQLで出た結果を、AIプロンプトと一緒にAIへ貼ると、上のようなグラフと読み取りが返ってきます。

集計SQL件数と割合だけを出します
with v as (
  select a.session_id, a.content_id,
         lead(a.url) over (partition by a.session_id order by a.accessed_at) as next_url,
         lead(a.content_id) over (partition by a.session_id order by a.accessed_at) as next_id
  from access_log a
  where a.member_id is not null
    and a.accessed_at >= '2026-04-01' and a.accessed_at < '2026-10-01'  -- 期間。実際には集計する期間に差し替える
)
select case
         when v.next_url is null then 'そこで帰った'
         else coalesce(n.content_type, 'トップ・マイページ')
       end as next_page,
       count(*) as views
from v
join content p on p.content_id = v.content_id and p.content_type = '製品'
left join content n on n.content_id = v.next_id
group by 1
order by 2 desc;
AIプロンプト集計結果を貼るだけです
次の表は、会員サイトで製品ページを見たあと、同じ訪問の中で次に開いたページの種類を数えた集計です。
next_page=次に開いたページの種類(「そこで帰った」は次のページがない)、views=製品ページの閲覧数です。
個人を特定できる列は含めていません。

1. next_page ごとの views を棒グラフにして、画像で描いてください。各区分に、全体に占める割合を添えてください。
2. 次の点を読み取って、3行程度で教えてください。
   ・そこで訪問が終わった閲覧は何割か
   ・申し込みページに進んだ閲覧は何割か
   ・製品ページから次のページへの導線は足りているか

(ここに集計結果を貼る)

SQLとプロンプトは、準備編の汎用テーブルを前提にした例です。実際のテーブル名・列名に合わせて書き換えてください。動作や結果を保証するものではありません。

使う表: content(コンテンツ)/access_log(アクセスログ) (表の形は準備編)

試せなかったら

アクセスログが訪問ごとにまとまっていないと、この問いには答えられません。
ページごとの閲覧数だけでは、「製品ページを見た人が、次にどこへ行ったか」をたどれないからです。会員IDがあれば、ログインの前後をまたいだ動きもつなげられます。

writeWiredでは、会員IDの付いたアクセスログとメール・フォームの記録が最初から同じ場所に揃っています。会員サイトCMSとしてのwriteWired

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