会員ログの活用法 第17回
申し込みの半分は、その前の30日に11ページ以上閲覧した会員によるもの。
申し込みの報告では、申し込み件数と、どのページから申し込んだかが並びます。申し込みページの直前のページが、申し込みのきっかけになったように見えます。
ただ、会員が申し込むまでには、何度か訪れて、記事や製品のページを読んでいることがあります。直前の1ページだけを見ていると、その前に積み重なった読み物の役目が見えません。
会員IDでフォームの送信記録とアクセスログをつなぐと、申し込んだ会員が、申し込む前の30日にどれだけのページを読んでいたかを数えられます。
申し込む前30日の閲覧,申し込み(件) 1〜5ページ,225 6〜10ページ,172 11〜20ページ,216 21〜40ページ,196 41以上ページ,5
このグラフの数え方
架空のサンプルデータで集計した例です。
ここに挙げた使い方は一例です。サンプルの数字は架空のもので、実際の結果や施策の効果を約束するものではありません。
ここから先は、システム担当者に渡してください。集計SQLで出た結果を、AIプロンプトと一緒にAIへ貼ると、上のようなグラフと読み取りが返ってきます。
select case
when pages <= 5 then '1〜5'
when pages <= 10 then '6〜10'
when pages <= 20 then '11〜20'
when pages <= 40 then '21〜40'
else '41以上'
end as pages_before,
count(*) as applications
from (
select f.member_id, f.submitted_at, count(a.member_id) as pages
from form_submission f
left join access_log a
on a.member_id = f.member_id
and a.accessed_at between f.submitted_at - interval '30 days' and f.submitted_at
where f.submitted_at >= '2026-04-01' and f.submitted_at < '2026-10-01' -- 期間。実際には集計する期間に差し替える
group by f.member_id, f.submitted_at
) t
group by 1
order by min(pages);次の表は、会員サイトの申し込みについて、申し込んだ会員がその前の30日に閲覧したページ数で分けた集計です。
pages_before=申し込む前の30日に閲覧したページ数、applications=申し込み件数です。
個人を特定できる列は含めていません。
1. pages_before ごとの applications を棒グラフにして、画像で描いてください。各区分に、全体に占める割合を添えてください。
2. 次の点を読み取って、3行程度で教えてください。
・申し込む前にたくさん読んでいる会員は何割か
・あまり読まずに申し込む会員は何割か
・申し込みのきっかけを、直前の1ページだけで判断してよいか
(ここに集計結果を貼る)SQLとプロンプトは、準備編の汎用テーブルを前提にした例です。実際のテーブル名・列名に合わせて書き換えてください。動作や結果を保証するものではありません。
使う表: access_log(アクセスログ)/form_submission(フォーム送信) (表の形は準備編)
フォームの送信記録とアクセスログが、会員IDでつながっていないと、この問いには答えられません。
アクセス解析で追えるのは、同じ訪問の中の直前のページまでで、「何日もかけて何を読んでから申し込んだか」はたどれないからです。
writeWiredでは、会員IDの付いたアクセスログとメール・フォームの記録が最初から同じ場所に揃っています。会員サイトCMSとしてのwriteWired