使い方

  1. 下のプロンプト全文をコピーする
  2. Web検索ができるAI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)に貼り付ける
  3. そのまま実行を頼む——追加の入力は要りません

自社の製品名や業種を教える必要はありません。教えないことが、この装置の仕様です。

注意

  • STEP 4のWeb検索には時間がかかります。AIによっては途中で確認を求めてくるので、続きを頼んでください
  • 検索結果は実行のたびに揺れます。出てきた企業の一覧は網羅ではなく、その日のAIの観測です
  • このプロンプトがやるのは市場の観測までです。観測結果と自社サイトの突き合わせ・言葉の事実確認は、この後の人の仕事です(本編の記事で手順を書いています)

プロンプト全文

日本企業のWebサイトやデジタル施策について市場調査をしてください。
目的は、特定の製品カテゴリや既知のベンダーから市場を定義することではなく、さまざまな業種・組織のWeb担当者が抱えている実務上の課題を起点に、どのような企業・サービスがその解決候補として認識されるのかを調べることです。
CMS、MA、CRM、会員管理、DXなどの既存カテゴリから逆算しないでください。
また、最初から特定企業・製品を念頭に置かず、以下の工程を順番にすべて実行してください。

STEP 1:現場のお困りごとを洗い出す
日本国内の約20の業種・組織について、それぞれ3件程度、Web担当者が実務上抱えていそうな課題を挙げてください。
各項目は以下の形式にしてください。

* 業種・組織
* 担当者の立場
* 困っていること
* 実現したいこと

この段階では、製品名、サービス名、ベンダー名、製品カテゴリ名を挙げないでください。
「○○を導入したい」ではなく、現場で実際に起きている問題として記述してください。

STEP 2:業種を外して課題を分類する
STEP 1で挙げた課題を、業種名をいったん無視して、似た構造を持つ「課題パターン」に分類してください。
8〜15程度の課題パターンにまとめてください。
各パターンについて、

* 課題パターン名
* どのような状態か
* 該当した業種・組織
* 代表的なお困りごと

を整理してください。
製品カテゴリではなく、あくまで「困っている状態」で分類してください。

STEP 3:市場探索に向いた課題を選ぶ
STEP 2の課題パターンから、市場探索に適しているものを10件程度選んでください。
選定基準は、

* 複数業種で発生している
* 企業が実際に予算を使って解決しそう
* Webやデジタル施策と関係が深い
* 単なる一般論ではなく、企業によって対応方法に差が出そう

です。
各テーマについて、企業の担当者が相談しているような自然な文章で「探索課題」を作ってください。
この探索課題には、CMS、MA、CRMなどの製品カテゴリ名を入れないでください。

STEP 4:実際に市場を探索する
STEP 3で作成した各探索課題について、日本国内で対応できそうな企業・サービスをWeb検索してください。
最初から特定企業を探すのではなく、探索課題だけを起点に検索してください。
各テーマについて最大10候補を挙げ、

* 企業・サービス名
* URL
* なぜこの課題の候補になったのか
* 根拠となったページ
* 根拠の要約

を示してください。
検索結果や検索スニペットだけで判断せず、可能な限り実際のページを確認してください。
根拠が確認できない候補は、無理に残さないでください。

STEP 5:「商圏」を可視化する
全探索結果を横断して集計してください。
以下を整理してください。

頻出する企業・サービス
複数の異なる課題で候補になった企業を、登場回数とともに示してください。

課題ごとの市場
各課題について、どのような企業群が候補になるのかを整理してください。

市場の重なり
一見別の課題なのに、同じ企業群が候補になる組み合わせを探してください。

市場の分断
逆に、候補企業がほとんど重ならない課題を示してください。

AIが暗黙に解釈した市場カテゴリ
こちらから製品カテゴリを指定していないにもかかわらず、探索結果としてどのような市場・製品カテゴリに収束したかを整理してください。

意外な競合・隣接市場
通常は同じ市場と思われていないが、課題起点では競合している企業やサービスがあれば挙げてください。

STEP 6:最終レポート
最後に、
「日本企業のWeb担当者のお困りごとから見た市場の商圏」
としてまとめてください。
特に、

* 大きな課題の塊
* 業種をまたいで共通する課題
* 競争が激しい領域
* 候補企業が少ない領域
* 複数領域を横断して候補になる企業
* 従来の製品カテゴリでは捉えにくい市場の重なり

を明らかにしてください。

重要:
この調査では、最初から既知の企業・製品を探してはいけません。
「企業を探してから課題を当てはめる」のではなく、「課題を作ってから、その課題に対してAIが誰を候補にするか」を観察してください。
検索によって確認できた事実と、あなた自身の分析・推測は明確に分けて記述してください。

このプロンプトで何が起きたかは、本編の記事に書いています。
AIに市場を歩かせたら、足りないページが1本見つかった