期限のあるページは、思ったより多い

始まりと終わりが決まっているページは、キャンペーンだけではありません。

  • プレゼント企画や期間限定の割引
  • セミナーやイベントの申込受付
  • 採用の募集
  • 価格改定や仕様変更のお知らせ
  • 年末年始や夏季休業の営業案内
  • 期間を決めて掲載している資料や写真

多くのサイトでは、ページを公開するのも閉じるのも、誰かがボタンを押す作業です。月曜10時に始まるなら、月曜10時に誰かが管理画面の前にいます。日曜23時59分に締め切るなら、誰かがその時刻に作業するか、月曜の朝まで待つことになります。

手で切り替えると起きること

出し遅れ

担当者が会議に入っていた、休みだった、別の作業に追われていた。告知メールやプレスリリースは時刻どおりに出たのに、リンク先のページはまだ準備中、ということが起きます。告知を見てすぐに来た人ほど、空振りします。

消し忘れ

出し遅れより厄介なのは、終わりのほうです。

  • 締め切ったはずの申込フォームが開いたままで、締切後の申込が届く
  • 改定前の価格が、一部のページに残る
  • 期間を決めて掲載の許可をもらった資料が、期間を過ぎても見えている

始まりには注目が集まります。関係者がページを開き、告知を確かめます。終わりは誰も見ていません。だから忘れられます。

夜と休日に寄る

締切は23時59分、月末、週末に置かれがちです。担当者が働いていない時刻です。その時刻に作業するか、翌営業日の朝に閉じるか。後者なら、締め切ったはずのページが、朝まで「受付中」と表示し続けます。

期日を表で管理すると、ページとずれる

よくある手当ては、公開日と終了日をExcelの年間表やカレンダーで管理することです。数が少ないうちは、これで回ります。

ただ、表とページは別々のものです。会議で延長が決まり、ページの文言は直したが、表の終了日は古いまま。表では終わっているはずのページが、まだ公開されている。日付を2か所で持つ限り、どちらかを直し忘れる余地が残ります。

そして、表は思い出させてくれるだけです。表が正しくても、その時刻に誰かが作業しなければ、ページは切り替わりません。

期日をページ自身に持たせる

考え方を変えて、公開の開始日時と終了日時を、ページ自身に持たせます。決めた時刻になったら、システムが切り替えます。

こうすると、次のことが変わります。

  • 切り替えの時刻に、誰かがその場にいる必要がなくなる
  • 期日を持つ場所が1か所になる。延長するときは、ページの設定を変える
  • 「このページはいつ終わるのか」は、ページを見れば分かる

人に残るのは、期日を決めることと、終わったあとにどうするかを決めることです。

終わったあと、そのページをどうするか

終わり方は、主に3つあります。

終わり方 向いているもの 気をつけること
見えなくする 申込フォーム、改定前の価格、掲載に期限があるもの そのページへのリンクから来た人は、ページがない、という表示に行き着く
終了のお知らせに差し替える 検索やSNSから後でたどり着く人が多いもの 申込ボタンやフォームを残さない。次回の予定があれば書いておく
そのまま残す 実施報告として読む価値があるもの 「受付中」「残りわずか」など、時間がたつと意味が変わる言葉を直す

どれにするかは、終わる日ではなく、ページを作るときに決めておきます。終わる日に考え始めると、結局そのままになります。

どの終わり方でも、そのページを指しているリンクは残ります。トップページのバナー、メニュー、関連ページからのリンク、送ったメール。ページを作るときに、どこからリンクを張ったかを控えておくと、終わるときに外し漏れません。

月に一度、期日を見直す

期日をページに持たせても、期日そのものが正しいかは人が確かめます。月初に、次のことを見直します。

  • 今月と来月に終わるページはどれか
  • それぞれ、終わったあとの扱いが決まっているか
  • 延長や前倒しが決まったものが、ページの設定に反映されているか
  • そのページへのリンクを置いている場所が分かっているか
  • 本来は期限があるのに、終了日が入っていないページはないか

最後の項目は見落とされがちです。終了日が入っていないページは、誰かが気づくまで、ずっと公開され続けます。

writeWiredでは

writeWiredでは、コンテンツの基本設定で掲載期間を指定します。掲載期間は、公開の開始と終了を日時で制御する設定です。

  • 掲載期間の開始日時と終了日時を、日時まで指定する
  • 掲載期間が終了したコンテンツは、閲覧者からは存在しないページ(404)になる
  • 公開中のコンテンツの中身は、作業用の複製で準備しておき、適用日時を指定して差し替えを予約できる(作業用保管)
  • 掲載期間は、CSVの取込でもまとめて更新できる

期日はページ自身が持ちます。切り替えの時刻にその場にいる必要はなく、延長するときは、そのコンテンツの掲載期間を変えます。

終わったあとの扱いによって、使う設定が変わります。どちらか一方を選びます。

  • 「見えなくする」場合は、掲載期間の終了日時を指定します。
  • 「終了のお知らせに差し替える」場合は、掲載期間は終了させず、ページの公開を続けます。そのうえで、作業用保管に終了後の内容(お知らせ)を用意し、終了の時刻を適用日時に指定します。その時刻に、ページの中身がお知らせに差し替わります。

月初の見直しについては、掲載期間で絞り込む検索条件はありません。終了が近いものは、コンテンツの一覧の並べ替えで確かめます。

終わったあとの扱いを決めることと、そのページへのリンクを外すことは、この設定の外側にある運用です。

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