CMSにデジタルマーケティング機能を統合。ライトワイヤード

コンテンツ管理(CMS)

コンテンツ管理(CMS) —<br /> 誰でも速く・安全に・統一して更新

コンテンツ管理(CMS) —
誰でも速く・安全に・統一して更新

テンプレート制約の少ない CMS で、誰でもガイドラインどおりに安全に更新できます。コンテンツの一元管理、承認フロー、マルチサイト・多言語・API 連携まで幅広く対応し、運用負荷を抑えながらサイト品質を維持できます。

テンプレート制約の少ない CMS で、誰でもガイドラインどおりに安全に更新できます。コンテンツの一元管理、承認フロー、マルチサイト・多言語・API 連携まで幅広く対応し、運用負荷を抑えながらサイト品質を維持できます。

writeWired は、サイト構造とコンテンツを一元管理し、誰でも迷わず更新できる運用体制を実現する CMS です。使いやすい管理画面により、専門知識がなくても高速に作成・更新ができ、ビジネスの変化に合わせてタイムリーに情報を届けられます。テンプレートは機能・デザインの制約がなく自由に開発できるため、ブランドガイドラインを守りつつ、あらゆる規模・用途の Web サイトに対応できます。

1. 機能

日々の更新作業を支える基本機能をまとめています。更新担当・制作会社・承認者など、多様な立場のメンバーがいても「速く・安全に・統一して」更新できるよう設計されています。

テンプレート設計と一元管理

テンプレートでレイアウトと表記を統一し、全サイトのコンテンツを一元管理できます。

誰でも作れるブロック編集

専門知識がなくてもブロックを組み合わせるだけでガイドラインに沿ったページを迅速に作成できます。

用途で選べるテンプレート種別

コンテンツ型・複合コンテンツ・HTMLメールの3種を用意し、目的に応じて使い分けられます。

大規模・多言語・多サイト対応

多言語や複数サイトの運用に対応し、階層や権限を含めてスケールさせやすい設計です。

配信方式の選択と連携

直前配信や自動収集、ヘッドレスCMS(API)まで運用に合わせて選択でき、外部システムとも連携可能です。

運用支援(承認・予約・履歴)

承認フローと公開予約、履歴保存やプレビューで安全かつ確実な公開を支援します。

2. 解決できること

こうした機能を組み合わせることで、BtoB サイト運用でよく発生する課題を CMS の仕組みで解消できます。更新負荷の削減、属人化の防止、情報の一元化など、運用全体を最適化する効果をご紹介します。

  • 更新スピードの向上:ブロック編集と予約公開で作成から公開までを短縮できます。
  • 品質の均一化:テンプレ設計でレイアウトと表現を全社で統一できます。
  • 多拠点運用の統制:多言語・多サイトを権限と承認で安全に運用できます。
  • マーケ連携の拡張:APIやヘッドレス連携で外部施策とデータ連動が可能です。

3. 更新効果(KPI)

CMS を導入することで、どのように業務が改善されるのかを数値で捉えるための指標です。更新スピードや掲載精度にどのような変化が生まれるかを把握できます。

品質↑テンプレ運用で表記統一化
速度◎誰でも作成から即時公開
監査◎履歴と差分で更新を追跡
多拠点○多言語と多サイト一元運用
安全◎承認と権限で公開を統制
拡張性↑API連携で機能を拡張
再利用◎モジュール共通化で再利用
工数▲一元管理で運用工数を削減

4. 機能詳細

主要機能をさらに掘り下げ、具体的にどのような場面で活用できるのかを整理しています。大規模サイトでも破綻しない運用設計の考え方を交えながら解説します。

writeWiredのコンテンツ管理のコンセプト

自由なテンプレート開発 — デザイン制約なしで更新を速く・安全に・統一  

既存デザインのまま、共通部品を原本管理。変更は1回、サイト全体へ自動反映。承認・公開予約と連動します。

コンテンツの一元管理と再利用  

各ページに分散した文言や部品を原本として一元管理し、参照で使い回すことで更新は1回。CMSの承認・履歴と連動し、全ページへ自動反映します。
コンテンツに合わせた最適な管理画面をご用意します

ブロックを積む感覚でページ作成  

ドラッグ&ドロップのブロック編集で誰でも同じ手順。CMSのルールに沿って表記とレイアウトを統一し、作業工数とミスを抑えます。+デモ動画

定型フォームで効率的なページ編集  

大量更新でも迷わない。CMSの定型フォームで項目入力→自動生成。統一品質・入力ガイド・検証でWYSIWYGの手戻りを削減。+デモ動画

ブロック+定型フォームで効率を最大化  

ブロック配置の自由度と定型フォームの統一管理を両立。CMSの更新作業を標準化し、作業工数とミスを抑えます。+デモ動画

コンテンツのパーツ化で更新を一括反映  

共通情報をパーツ化して再利用。1回の修正をCMS全体へ自動反映し、表記ゆれを抑えて更新を速く・安全にします。+デモ動画

外部ファイルをライブラリで管理  

画像・CSS/JS・PDF・Office・HTML・ZIPをCMSのライブラリで一元管理。フォルダ構造を保持し、検索・参照・一括登録・安全な差し替えに対応。
登録コンテンツの活用を最大化する 3種類のテンプレート

(1) コンテンツ  

サイトの意匠を保ったままCMSで更新。更新者向け専用画面と一元管理、Java/JSPベースの堅牢なテンプレートで再利用と品質を両立します。

(2) 組込コンテンツ  

ページ内に共通パーツを差し込み。ヘッダーやバナーをCMSで一元管理し、ページ単位の微調整と一括反映を両立。更新漏れを防ぎ運用効率化。

(3) HTMLメール  

CMSに統合したHTMLメール制作。既存コンテンツを流用し、配信・効果計測・再送・サイト公開まで一元化。+デモ動画
大規模サイトの 運用体制をサポートする機能を標準搭載

複数サイト管理・マルチデバイス対応  

1つのCMSで複数サイトを統合管理。サイト別のテンプレート・権限・承認を分離し、PC/スマホ/タブレットの表示を最適化。

多言語対応でグローバルにサイト展開

言語ごとに異なるドメインでサイトを構築する場合も、ひとつのサイト内で複数の言語を使用する場合も、柔軟に対応します。

人事異動に強いロール型承認フロー  

部署・役割ベースで承認者を指定。直列・並列や条件分岐に対応、異動時も設定不要。CMSの多段承認で誤公開を防止。
3種類の配信形式をサポート。配信方法の組み合わせも可能

動的コンテンツ出力  

CMSの動的コンテンツ出力でユーザー属性や状況に合わせて表示を出し分け。URLは静的と同じで共有・SEOに強く、外部データ連携も柔軟。

静的コンテンツ出力  

HTMLを静的化してWebサーバーへ配信。複数サーバー/ディレクトリ対応、予約配信や差分更新で高速・安定運用。

ヘッドレス(APIベース)CMS  

APIでCMSを無頭化。Web/アプリ/デバイスへ同一コンテンツを高速配信。フロント自由度・再利用性・運用効率を両立。
大量コンテンツの更新、運用、利用を支えます

CSVインポート・エクスポート  

URLやタイトル、メタ・フォーム値をCSVで一括編集。Excelで検証しテストモードで確認後に本反映。大量ページ更新をCMSで安全に効率化。

コンテンツキャッシュ機能  

動的CMSの表示を高速化。DBアクセスを減らしサーバー負荷を抑制。更新即時反映とサイズ調整で安定運用を実現します。

全文検索サポート  

CMS内のHTMLとOffice/PDFを索引化し、Apache Luceneで高速横断検索。結果ページはテンプレートでサイトデザインに統一、ハイライト・絞り込みに対応。
日々の業務を効率化する使い勝手の良い管理機能

外部確認URL発行  

CMSのプレビューを安全に共有。ログイン不要の確認URLで社外・上層のレビューを迅速化。

公開中コンテンツ編集  

公開中を編集しても即時反映しないCMS。下書き保存・プレビュー・承認で安全に公開。差分比較やロールバックにも対応。

変更履歴機能  

公開中コンテンツの変更履歴をワンクリックで保存。メモ付きで版を管理し、一覧プレビューから安全に復元。誤更新の事故をロールバックで防止。

5. ツール比較(カテゴリ別)

Webサイト運用にはCMSだけでなく、多様なツールが候補に上がります。 本セクションでは、CMS製品の規模別カテゴリーと、サイト作成サービス・社内ポータル・ マーケティング/会員管理系ツールを横断して比較し、目的や運用規模に応じて どのような選択肢が適しているのかを整理します。

① 小規模向けCMS(簡易CMS)

  • 小〜中規模サイトの運用を想定したシンプル設計
  • 標準機能中心で、テンプレートや権限は最小限
  • 更新担当者が少人数の場合に導入しやすい
  • 大規模運用や複雑な承認フローには向かない
  • 会員ログインや属性管理などは基本的に想定されていない

② 中規模向けCMS(一般CMS)

  • 企業サイトや採用サイトなど標準的な構成に対応
  • テンプレート管理や権限設定など基本機能を網羅
  • マーケ・制作・情報システムが共同で運用しやすい
  • グループ会社横断や医療情報サイトには不足する場合も
  • 会員サイト機能は限定的で、外部の会員管理/CRMと併用されることが多い

③ 大規模向けCMS(エンタープライズCMS)

  • 多ブランド・多言語・複数サイトを一元管理しやすい
  • ワークフローやロール設計など高度なガバナンス機能
  • 既存システムとの連携や個別要件にも柔軟に対応
  • 導入プロジェクトや初期設計の規模は大きくなりがち
  • 会員属性管理やきめ細かな出し分けは、専用の会員管理ツール併用が前提になることも多い

④ クラウド型CMS(SaaS型)

  • サーバー構築やソフトウェアインストールが不要
  • 自動アップデートでセキュリティパッチも適用
  • 提供プランの範囲を超える個別要件は実現しにくい
  • データの持ち方・連携方式にサービス側の制約がある
  • 会員サイトの細かな権限制御や複雑な出し分けには限界がある

⑤ Webサイト作成サービス(ノーコード系)

  • ドラッグ&ドロップで直感的にページ作成が可能
  • 小規模・短期のキャンペーンサイトに適している
  • ページ数や担当者が増えると運用が破綻しやすい
  • サイト全体の統一デザインや品質管理が難しい
  • 会員サイト用途には基本的に不向き

⑥ 社内ポータル/ファイル共有ツール

  • 文書・資料の共有や社内コミュニケーションに強い
  • 公開Webサイトや会員サイトの構築は想定されていない
  • ページレイアウトやデザインの自由度は限定的
  • 公開承認や法務・薬事レビューは別途設計が必要

⑦ マーケティング施策管理ツール

  • メール配信・スコアリング・シナリオ設計が得意領域
  • フォームやランディングページのA/Bテストに強い
  • サイト全体の更新やコンテンツ管理は専門領域ではない
  • CMSと連携させることで施策の成果を最大化できる

⑧ CRM/会員管理ツール

  • 顧客・会員属性や行動履歴を一元管理できる
  • 営業・問い合わせ・サポート業務と連携しやすい
  • Webページ生成やコンテンツのバリエーション管理は弱い
  • CMSと組み合わせることで会員サイト体験を最適化できる

⑨ 会員サイト構築ツール(メンバーシップCMS)

  • ログイン/権限制御/会員属性管理に特化したプラットフォーム
  • 会員ごとの閲覧可否やコンテンツ出し分けを簡単に設定できる
  • 教育・金融・サブスクリプション型サービスなどで採用されることが多い
  • Webサイト制作や大規模なコンテンツ管理は、別のCMSやMA/CRMと組み合わせて運用する前提になりやすい

6. カバー範囲(担える領域)

writeWired は「中規模〜大規模 CMS」を中心に、クラウド活用・MA連携・会員管理まで 一つの基盤で統合できる設計です。一般的なCMSがカバーしない周辺領域も含め、 Web運用に必要な領域を横断的に支援できます。

中規模〜大規模CMS領域

カバーする市場分類:

  • ② 中規模向けCMS(一般CMS)
  • ③ 大規模向けCMS(エンタープライズCMS)
  • ④ クラウド型CMS(SaaS型)

  • 複数サイト・複数部署での運用を前提とした設計
  • 承認フロー・権限管理・ログ管理が標準搭載
  • ブランド統一と高速更新を両立できるテンプレート構造

クラウド型CMSにも対応

カバーする市場分類:

  • ④ クラウド型CMS(SaaS型)

  • オンプレ/クラウドの両方に対応
  • セキュリティパッチや運用負荷を大幅に削減

MA・配信・会員管理

カバーする市場分類:

  • ⑦ マーケティング施策管理ツール
  • ⑧ CRM/会員管理ツール
  • ⑨ 会員サイト構築ツール(メンバーシップCMS)

  • フォーム・メール・会員管理が同一基盤で利用できる
  • 会員向けパーソナライズ配信や行動ログ分析まで連携

7. 活かせるシーン(得意パターン)

前のセクションで示したカバー範囲のうち、writeWired が特に力を発揮しやすい 「実際の利用パターン」をまとめています。運用体制・制作体制・組織構造・コンテンツ特性などに応じて、 どのような課題にフィットしやすいかを具体的に示した一覧です。

ここで紹介する6パターンは、実際の導入企業でも頻出する利用シーンで、 「自社がどこに当てはまりそうか?」を判断する目安として活用できます。

多拠点・多部署運用に強い

  • MR・マーケ・法務・薬事・制作が一つのフローで動ける
  • 承認の多段化、同時編集ロック、更新履歴が標準機能

医療業界レベルのガバナンス対応

  • 薬事レビュー、多段承認、公開管理が実績多数
  • ファイル差し替え・未来日公開など運用性が高い

会員サイト・メール配信まで一体化

  • 会員管理・属性・行動ログを CMS 内で一元管理
  • メール配信・パーソナライズも同じ基盤で実現

分析・行動ログが CMS と密に連動

  • コンテンツログ・アクセスログを自動収集
  • タグによる領域別・種別別分析が可能

テンプレート自由度が高い

  • 制約の少ないテンプレート開発が可能
  • ブランドサイト・会員サイトの両方に対応

制作会社・マーケ組織にも相性が良い

  • 複数ベンダーが同時に運用しても破綻しない構造
  • コンテンツ部品化で運用速度と品質を両立

8. 位置づけ(ポジションマップ)

5章で整理した9つのカテゴリに対して、writeWired がどの領域を得意としているかを一覧にした ポジションマップです。どのツールカテゴリをメインに据えるべきか、検討の目安として利用できます。

◎ 得意領域 ○ カバー可能 × 不向き
小規模向けCMS(簡易CMS)
× 不向き
スモールサイト専用・低価格帯が中心で、writeWired の想定レンジより小さい領域。
中規模向けCMS(一般CMS)
◎ 得意
企業サイト・採用サイトなど、複数部署が関わる中規模サイト運用を強く支援。
大規模向けCMS(エンタープライズCMS)
◎ 得意
多拠点・多ブランド・多段承認など、エンタープライズ級の運用要件にも対応。
クラウド型CMS(SaaS型)
◎ 対応
オンプレ/クラウドいずれの構成も選択可能で、セキュリティ運用負荷を軽減。
Webサイト作成サービス(ノーコード系)
× 不向き
1人で完結する超小規模・短期キャンペーン向けサービスとは用途レンジが異なる。
社内ポータル/ファイル共有ツール
○ 一部重なる
社内向けコンテンツ配信やドキュメント公開など、一部ユースケースは共通するが、 メインは外向けWebサイト/会員サイト領域。
マーケティング施策管理ツール
○ 連携前提
フォーム・配信・コンテンツ行動ログまでは一体で管理可能。 高度なスコアリングやMAシナリオは外部MAと連携して補完する想定。
CRM/会員管理ツール
○ カバー
会員属性・行動履歴・配信履歴をCMS側で一元管理でき、一般的なCRM用途にも対応。
会員サイト構築ツール(メンバーシップCMS)
◎ 中心領域
医師向け会員サイトなど、ログイン前提・属性ごとの出し分け・審査フローを伴う 会員制サイト基盤として中核となる領域。

9. FAQ

検討段階でよく寄せられる質問をまとめています。導入前の不安や迷いを解消する助けとしてご活用ください。

CMSのテンプレートに制約はありますか?
制約はありません。自由なテンプレート開発とコンテンツの一元管理により、用途・種類・規模を問わず柔軟に対応できます。
Webの専門知識がなくてもページを作成できますか?
はい。ブロック方式や定型フォームを用いた入力画面が用意されており、HTMLやCSSの知識がなくてもガイドラインに沿ったページ作成が可能です。
ページ編集はどんな方法で行えますか?
ブロックを積む感覚の直感操作、定型フォーム入力、コンテンツパーツ更新など複数の方法を備えており、用途に応じて効率的に更新できます。
コンテンツのパーツ管理や再利用は可能ですか?
可能です。共通パーツをライブラリ化し、複数ページで再利用できます。更新すると関連ページにも一括反映されます。
大規模サイトや多言語サイトにも対応できますか?
はい。複数サイト管理、マルチデバイス対応、多言語展開、人事異動に強いロール管理ワークフローなど、大規模運用に必要な機能を揃えています。
出力方法は選べますか?
動的コンテンツ出力、静的コンテンツ出力、APIベースのヘッドレスCMSなど、サイト要件に応じて出力方法を選択・組み合わせできます。
大量コンテンツの更新や活用を効率化する仕組みはありますか?
CSVインポート/エクスポート、キャッシュ機能、全文検索など、大量のコンテンツを扱う運用を支援する機能が揃っています。
編集・公開のワークフローはどうなっていますか?
承認フロー、コンテンツ検索画面、ディレクトリ一覧、プレビュー、変更履歴など、編集から承認・公開までのプロセスを快適に支援します。
公開中のページを編集することはできますか?
可能です。公開中コンテンツも権限に応じて修正・更新ができ、公開日時指定での反映やバージョン管理にも対応しています。
外部システムや他サービスと連携できますか?
はい。外部配信向けのURL発行、API連携、システム間データ連携に対応しており、他の基幹システムや外部サービスと柔軟に接続可能です。

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CMSの基本と導入準備

CMSの選び方から基本機能、運用のポイントまで、BtoB企業のWeb担当者に必要な基礎知識を整理した連載です。

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