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これだけはおさえておこう 会員サイトについての基礎知識 その4.

会員サイト構築のプラットフォームを決めるときに気をつけるべき7つのポイント

会員サイト構築時にプラットフォームを選ぶ際の重要なポイントについて詳しく解説します。会員サイトの成功には、適切なプラットフォームの選択が不可欠です。具体的には、目的と要件の一致、ユーザビリティとカスタマイズ性、セキュリティ対策、スケーラビリティとパフォーマンス、サポートとコミュニティ、経済的な負担とコスト効率などについてご説明します。

会員サイト構築のプラットフォームを決める時に
気をつけるべき7つのポイント

会員サイト構築のプラットフォーム選びは、ビジネスの成功に直結します。

特にBtoB企業にとって、適切なプラットフォームを選ぶことは極めて重要。BtoB領域では、自社はだけでなく顧客もパートナー企業も長期的視点に沿ってビジネスを展開しています。長期的な関係はお互いにとって望ましいわけですね。長いお付き合いをするために、専門性はもちろん企業としての信頼性が重視されます。

会員サイトの目的は会員に対して価値を提供すること。特別な情報やサービスを提供し、信頼関係を作るために会員サイトを運営しているのに、会員サイト構築の際に選択を誤り「自社の要件には合わなかったため使いにくくて見てもらえない」「セキュリティホールがあって顧客情報が漏洩してしまった」などの事態に陥ってしまっては本末転倒です。

会員サイトを構築し、運営していくためには安くないコストがかかります。しかしその分、成功した場合は大きな見返りがあります。確実なスタートを切るために、会員サイト構築のプラットフォーム選びにおいては以下のようなポイントに注意しましょう。
 

ポイント1. ユーザビリティ 

大前提として、顧客が会員サイトをスムーズに利用できることが重要です。ナビゲーションのわかりやすさ、操作性の良さは利用体験の良し悪しに大きく影響します。「このボタンを押した時点で問い合わせが送信されるのか?それとも確認が入るのか…わからない」「FAQでどんなワードで検索してもほしい情報が出てこない」など、安心して利用できなかったり、迷ってイライラしてしまうサイトと出会うことは意外と少なくありません。特にBtoBの場合、BtoCよりも深いレベルで情報を必要とすることが多いので、情報検索が簡単にできることが求められます。
 

ポイント2. カスタマイズ性

会員サイトをどのように運営するか、目的や具体的な提供コンテンツは企業ごとに異なります。すなわち、見た目のデザインだけでなく、求められる機能が企業ごとに異なります。できる限り、自社のニーズに合わせて自由にカスタマイズできるプラットフォームを選びましょう。

具体的には、以下のようなカスタマイズが柔軟にできると便利です。
 
  • アカウントごとの権限設定
  • コンテンツごとのアクセス制御
  • 見た目のデザイン変更
 

ポイント3. セキュリティ

会員サイトを運営するBtoB企業にとって、セキュリティは二重の意味で重要です。まず、顧客から預かる情報を保護する必要があります。加えて、会員限定で提供している自社コンテンツを保護することも重要です。会員だけに提供しているはずのコンテンツやサービスが誰でも利用できる状態になってしまったとしたら、わざわざ会員登録して利用するメリットがなくなってしまいます。

必要なセキュリティ機能が提供されているかを確認しましょう。
 
  • データの暗号化
  • 二段階認証
  • セキュリティ更新 など
 

ポイント4. 拡張性

ビジネスは成長とともに変化し、新たなニーズが出てきます。費用を押さえてシンプルな形で構築できたとしても、当初予定していた運用以外に対応できなければ、既存のサイトを捨ててイチから作り直しせざるを得ず、かえって費用がかさんでしまう可能性もあります。変化に対応できるよう、API連携やプラグインの追加、システムのスケーリングが可能なプラットフォームを選びましょう。
 

ポイント5. サポート

技術的要件だけでなく、トラブルが発生した時に迅速に対応してくれるサポート体制が整っているかどうかもプラットフォームを選ぶ際に考慮すべきポイントです。FAQやAIチャットなど、自己解決につながる情報が充実していれば、サポートプランは下げてコストを抑えることができるかもしれません。自社の要件に応じて検討したいところです。
 
  • サポートの可用性(24時間対応など)
  • レスポンスタイム
  • サポートの質(専門知識、説明の明確さなど)
 

ポイント6. 価格

会員サイトの運営やプラットフォーム利用にかかるコストは経費です。プラットフォーム料金はビジネスの利益に直接影響します。しかしながら、安かろう・悪かろうではトラブルが発生して逆効果になりかねません。価格単体でなく、要件と価格、すなわちコストパフォーマンスを考えることが大切です。価格に見合った価値(機能、サポート、セキュリティなど)が得られるかどうかを見極めましょう。
 

ポイント7. 評判と信頼性

特に他の要件が拮抗している場合、他のユーザーからのフィードバックや評価が参考になります。評判が良く、長年にわたって信頼されているプラットフォームであれば、安心して利用できます。

正直なところ、すべての要素を完璧に満たすプラットフォームを見つけるのは難しいかもしれません。プラットフォーム選びには時間も労力もかかりますが、かけたコストは長期的なビジネスの成功の必要経費です。自社のビジネスモデル、顧客のニーズ、将来の成長計画など、複数の要素をふまえた最適なバランスを見つけるために検討を重ねましょう。
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