CMSにデジタルマーケティング機能を統合。ライトワイヤード

製薬業界のCMS 導入事例会員サイト BtoB Addon 基幹連携 顧客情報を一元管理して
会員サイトを複数展開(製薬会社)

製品サイト別に分断されていた顧客情報やコンタクト履歴を⼀元管理し、コンタクト履歴を活⽤したプロモーションを展開。サイト運用コストの削減を図りながら、アクセス数やメール開封率などの改善を実現しています。

導入の背景

自社製品のプロモーションを目的とした複数の製品サイト、医療従事者向けの会員サイト、また医療関係者が自社製品の販促品を取り寄せることが出来るサイトを運営してます。中期経営計画において、プロモーションサイトにおける医療従事者の顧客管理機能の充実および運用費用の削減を掲げていました。

導入前の課題-顧客の一元管理と運用費用の削減

プロモーションサイトの一部であるWeb会員管理機能は、顧客情報が製品サイト別に分断されて一元管理ができておらず、マーケティングに必要な情報の取得も不十分な状況でした。

中長期計画の一つである医療従事者の顧客管理機能を充実するためには、顧客、コンタクト履歴の一元管理化を実現し、コンタクト履歴を活用したプロモーションの実施ができる体制を構築する必要がありました。

また、Web会員管理機能は外部委託していましたが、業務・業容の効率化に対応するべく内製化を行い、運用費用の削減をしたいと考えていました。

"顧客の一元管理と運用費用の削減"

実現のために求められたものは

一定以上の実績を持つ製品/技術で構成され、
中長期的に改善や技術革新を享受することが期待できること

将来の事業規模の拡大に伴うターゲティングメール配信などの
自社運用にも容易に対応できる拡張性を有する仕組みであること

製品サイトにおける医療従事者の会員管理機能を実現できること

  • 新規会員登録、会員情報変更、削除が行える
  • 既存の会員データの移行
  • 会員限定コンテンツにおける非会員の閲覧制限
  • 会員登録時に社内システムと連携ができる

医療施設へ送付する販促物のオーダー機能を実現できること

  • 利用には会員登録が必要
  • 販促物(商品)情報の管理機能
  • 販促物在庫管理機能
  • オーダー管理機能(ステータス管理、データ出力機能)
  • 商品マスタ、在庫情報、出荷実績データの取り込み機能

製品や疾患などのページ作成を行えるコンテンツ管理を実現できること

  • ページ毎の更新業務に適合するCMSテンプレートが開発できること
  • PDF含む各ページにおいてアクセスログの集計/分析ができること
  • 各CMSテンプレート毎に運用者に適切な権限設定が行えること
  • 現在利用中の静的CMSと共存、動的コンテンツの管理が可能なこと
  • CMSの利用に関して適切なセキュリティ施策を講じること

会員管理した医療従事者を顧客として一元管理を実現できること

  • 管理画面による手動での社内システムとの連携機能
  • Web講演会などの参加者情報(CSVデータ)の取込
  • Webアクセスデータより、顧客に紐付くコンタクト履歴登録機能
  • CRM分析ツールへの顧客、コンタクト履歴情報出力機能
  • 会員登録前のWebアクセスデータからのコンタクト履歴作成機能

顧客に対するメルマガ配信および配信結果の収集を実現できること

  • メルマガ管理機能
  • 対象顧客データ抽出・出力機能
  • 送付結果の把握
  • (送付先別の未達、開封/未開封、リンククリック)ができること
  • 未開封の宛先に再送できること

外部委託している製品サイトと会員管理機能の内製化が出来ること

  • プロダクトチームによる製品サイトの運用更新
  • 制作会社による製品サイトの運用更新
  • メルマガ配信および配信結果分析の内製化
  • 会員サイトと社内システムとの連携による業務効率の向上
  • 製品サイト運用費の削減

選ばれたのは、
writeWired CMS Platform

要件定義、開発、移行。
そしてリリースまでの道のり

想定していた要件のとのギャップや、大きな問題もなくプロジェクトは順調に推移しました。
 
  • 会員サイトのCMS構築
  • カートを含む販促物のオーダー機能の開発
  • 認証を含んだ他医療メディア×2との連携
  • HTMLメール用コンテンツテンプレート
  • 基幹システムとの連携

懸念された移行は、CMS導入前は自由にHTMLで制作されていたコンテンツもCMSに適正テンプレート化され、手順通りにコンテンツの登録、移行がなされました。会員情報は、writeWired CMS Platform が持つ会員のCSVインポート機能を使って実施されました。移行前後で不整合のあるデータも、インポートのチェック機能を繰り返し使い、移行直前まで正しい全会員データを準備することが出来ました。旧サイトからの切り替えも事前に計画した停止時間内に完了し、新会員サイトの構築を成功裏に終わらせることが出来ました。

期待された成果と結果

期待される成果としてプロジェクト発足時に掲げられていた、下記内容も無事に達成されました。
 
  1. 顧客管理の一元化によるコンタクト履歴活用の促進

    ・製品サイト/コンテンツの改良によるアクセス数向上
    ・ターゲティングメールの配信
    ・プロモーション顧客のカテゴライズ化によるメール開封率向上
    ・社内他システムへの連携・分析
     
  2. 製品サイト運用費用の削減
  3. 製品サイトにおける顧客と社内システムデータとの紐付け効率化

リリース時のWebサイト情報

テンプレート数 ・約50
デバイス ・PC
リリース時コンテンツ数 ・約1,000
リリース時コンテンツ移行 ・手入力
開発期間 ・8ヶ月
Addon/プラグイン開発 ・基幹データ取り込み
・カート機能
・オーダー管理
・外部サイト(×2)ログイン認証連携
その他 ・初期会員データは標準機能のCSVインポートを利用
・AWS EC2/RDS利用

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その4. 会員サイトのメリット
本記事では、会員サイトを活用することによる主要な利点を深堀りします。顧客満足度の向上、フィードバックとインサイトの収集、コンバージョン率の増加といったユーザーエンゲージメントの重要性から、顧客ロイヤリティを高める戦略、直接的なマーケティングチャネルとしての有効活用まで、会員サイトがビジネス成長のカギとなる理由を詳細に説明します。パーソナライズされたコンテンツ提供、対話型コンテンツとコミュニティ機能、報酬と認識のシステム、そして継続的なコミュニケーションを通じて、どのように顧客エンゲージメントを向上させ、長期的な顧客関係を構築できるかを掘り下げます。

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顧客・会員管理
柔軟性の高いCMSであると同時に高機能なデジタルマーケティング基盤でもあるwriteWiredは、その中核となる顧客・会員管理機能が充実しています。顧客・会員情報はもちろん、サイトへのアクセス・メール開封・URLクリックなどの行動履歴から、商談・セミナー参加・電話応対などのリード情報まで、必要な情報をひとつのデータベースに統合して管理できます。顧客のペルソナ、セグメンテーション、カスタマージャーニーなどを把握しやすいため、的確にパーソナライズされたアプローチが可能になります。
他システム連携
マーケティングチャネルの柱としてWebサイトの重要度は年々高まりつつあり、コンテンツの種類や量が増えるにしたがって、CRMと他システムとの連携が不可欠となっています。デジタルマーケティング基盤として機能するwriteWiredは、CRM、MA、BI、アクセス解析、Eコマース、チャットボット、SNS管理、販売管理、ERPなど、さまざまな外部システムと柔軟に連携し、お客様のマーケティング戦略に合わせて機能を拡張することができます。
サイト運営を効率化するコンテンツの一元管理と再利用
writeWiredは、コンテンツをページとして管理するのではなく、柔軟に組み合わせ可能なパーツとしてデータベースで一元管理するため、コンテンツの再利用が容易になり、大規模サイトでも更新漏れや修正ミスを最小化できます。
機能やデザインの制約がないテンプレート開発が可能
デザインや機能に制約を設けずに自由にCMSテンプレートを開発できるため、ブランドイメージを損なうことなく、あらゆる用途・種類・規模のWebサイトをCMS化することができます。
機能
コンテンツ管理 (CMS)、フォーム・問合せ・リード管理、顧客・会員管理と会員サイト、メール配信、ユーザー行動履歴分析、基幹システム連携、パーソナライゼーション、マーケティングオートメーション(MA)。デジタルマーケティングに必要な機能をすべて揃えたオールインワンパッケージです。
マーケティングオートメーション(MA)
writeWiredは、そのユーザー行動分析機能が導き出したデータをもとに、顧客ひとりひとりの状況に合わせて最適なマーケティングアクションを自動で実行できます。CMS(コンテンツ管理)をベースに、メール配信、フォーム管理、顧客・会員管理、顧客行動分析などのマーケティング機能がオールインワンで搭載されているため、デジタルマーケティングに必要なアクションをシームレスに展開できることが特長です。対象顧客の抽出フィルター、対応アクション、自動化シナリオも簡単に設定できます。
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